大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント医の驕り

2007年12月08日 | ニュートンドクター見て下さい。
入れ歯で悩んでいる患者さんがインプラントにして成功すると、その素晴らしい成果に感謝すると供に、そのDRを神業DRと信じてしまいます。
これが、インプラント医達の錯覚を生む元になっています。
自分達自身で、腕が良い事を自負してしまうのです。

しかし、これは残念ですが錯覚です。
インプラントそのものの性能でしかなく、上手く行ったら当然そうなるのですから。
あるカリスマDRの弟さんのDR、この方も大変な名医で有名な方ですが、弟先生が言い切ってました。
「俺がインプラントしたら、兄貴よりも絶対に上手い。あれは簡単だ。インプラントよりもエンド(根管治療)や、義歯、かみ合わせの治療の方が、遥かに難しい。」

そうなのです。
インプラントは手術が上手く出来れば、まず失敗しないのです。
痛くも何ともなく噛めるようになるんです。

しかし、これで万能感を持ってしまっては、非常に危険です。
その他の歯科の基本的な治療、エンド、ペリオ(歯周病)補綴、外科、全ての総合力がなければ、インプラント偏重な治療計画に成ってしまいます。

怪しい所は全て抜歯して、インプラントにしかねないからです。

これを私はインプラント医の驕りと呼んでいます。

若いDRの中にはインプラントや審美ばかりしたがり、偏向している方が、特に最近多く見受けられます。
これで良いのでしょうか?

私は拙いと思います。
ですから、敢えてかなり専門的な突っ込みで、このブログを書いていたりもしました。
もう少し金に走らず、足元の基本的な技術、知識を固めて欲しい。
それが若いDRへの願いです。

そして、良いインプラント医を探している患者さん達には、歯科の基本技術のしっかりしている、特にエンド、ペリオが良いDRを選択される事を、強くお勧めします。

審美に強いと言ってても、その実技工士が良いだけの危険性があるからです。
それ位、実際の私の患者さんが初診で来て、高価なセラミックな歯が入っていても、土台がお粗末と言う方が多いからです。
信じられない事ですが、事実です。

私はインプラント専門医として働いていますが、そう言う患者さん達の天然歯の治療も一所懸命にしています。
超最先端のインプラント治療をしながら、同時に平行して天然歯に関してもMIを念頭に、残せるものは残す事に必死です。

唯インプラントばかりのDRは避けるべきでしょう。

参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/

   http://www.newton-doctor.com/doctor/tokyo5/matsumotonoritsugu/s40/

   http://www.implant.ac/implant_html/tokyo/matsumoto/