大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント寺子屋2018 第2回 5月17日 来週開催します。

2018年05月10日 | 日々のインプラント臨床の話

 

 

インプラント寺子屋は、私が自分がして来た即時荷重インプラント始めとするマツゲンワールドをもっと皆さんにシェアしよう、この素晴らしい治療方法をもっと普及させよう、と願って始めたモノです。

 

私は即時荷重インプラントを2000年から手掛けて来ました。

 

それも、一般的ではない部分的に歯がない状態の患者さんにです。

 

それまで報告されて来た即時荷重インプラントは全て全部欠損、言い換えるなら総義歯患者さんがどうしても義歯が嫌だから、それを救う方法として始まったモノでした。

 

私は勉強が足らず、2000年当時そのことを良く理解していませんでした。

 

なので、自分が始めた部分的に歯がない患者さんへの即時荷重インプラントが、世界的にも最先端中の最先端領域を競う臨床の仕事と良く分かっていなかったんです。

 

2000年から初めて海外の学会に参加しだした、6月のPRDボストン大会、9月のAAPホノルルが、私の海外学会デビューだったくらいですから。

 

本当の話です。

 

だから、自分が部分即時荷重インプラント始めた時、どこにも教科書がない、教えて下さる先生もいない、どうしたら良いんだ?と自分達だけで悩みまくりながら解決するしかなかったんです。

 

何処にもなにもない、誰に訊いても答えがない、そんな世界に私は足を踏み入れてしまったんです。

 

お蔭で、凄い苦労しました。

 

部分即時荷重インプラントできる、と言う話をしたら、皆なに言ってんだこいつ、と言う眼で私のことを見ました。

 

単純だった私は、部分即時荷重インプラントできること、患者さんを救えることが嬉しくて、私ができるんだから皆さんもできますよ、と言うつもりで、この素晴らしい患者さんを救う治療方法を広めたくて色んな所、誰彼構わずに話して来ました。

 

しかし、それは全く私の意図と反対に、マツゲンはおかしな奴だ、嘘吐きだ、騙り屋だ、と陰口をたたかれるようにしかなりませんでした。

 

今ならそれが何故だったのか、理解できます。

 

業界の常識として、どこの馬の骨とも分からない市井の名もない開業医風情が、世界でも誰もやり遂げられてない仕事をしている、そんなことある訳がない、と信じてもらえる筈がなかった、と言うことなんです。

 

その当時21世紀になったばかり頃ですから。

 

私も馬鹿だった、人間音痴だったと反省しなければならないのですが、そう言う業界の雰囲気、状況を全く読めてなかったんです。

 

今でも良く人間音痴、と言われてしまう私なので、40そこそこの時期で若くて元気があって、野心家と見られがちの私でしたから、周りが私をそう言う風に語るのも仕方がなかったことなんです。

 

当時の私は部分即時荷重インプラントを成功させられるルール作り、どうしたら良いのか、と言うことにひたすら集中していて、必死でした。

 

皆に普及させて、多くの人のお知恵をいただければ、もっと良くなる、これが正しいと言う方法が分かるに違いない、と信じきって、私は部分即時荷重インプラントはできるんです、と話し捲っていました。

 

でも、私に来たのは逆風、悪評、反発が殆どでした。

 

たった一人、私に味方して下さったのは、熊本の恩師故添島義和先生、KIRG創始者であらせられる先生だけでした。

 

添島先生だけは、それで良い、自分が信じた道を突き進めば良い、他人に色々と言われるくらいの仕事を男はしなくちゃいかん、と言って励ました下さいました。(禿げ増して、ではないです・・・)

 

そのお言葉だけが、私の心の支えとなって、私は何とかやり続けることができたんです。

 

そして、道が開いて行って、2004年2007年PRDボストン大会、業界で最も権威が高いと言われる学会のポスタープレゼンに2大会連続で、15人しか発表できない、世界中から軽く3000人以上が応募してくると言われる競争率に打ち勝って、発表できたのです。

 

添島先生は、とても喜んで下さいました。

 

そこから、私の周りは少しずつ変わり始めました。

 

それでも、まだまだそこまでは知られてはいない私ですが、即時荷重インプラントの分野に興味がある、勉強している先生からは、マツゲンとして知られるようになって来ました。

 

何故なら2000年と言う凄い昔からし続けて来てて、誰よりも長い経験、多くの経験を積んで来てる、と知られるようになった来たからです。

 

そして、ここ2,3年では、即時荷重インプラントをしたい、できるようになりたい、と望まれる先生方も増えて来ました。

 

3年前の2014年の春に、私を即時荷重インプラントの道を教えて下さった恩師ラム先生の来日講演会を開くことができたのも、即時荷重インプラント普及に一役買っています。

 

そう言う流れの中で、私自身のインプラント治療始めとする歯科臨床の色々な話を次代の先生、他の先生方にお伝えしなければ、と思って、インプラント寺子屋を始めたのです。

 

参加者がたった1人だろうと、聴きたいと言う方がいらっしゃれば、情熱の全て傾けてお話しよう、普及させようと願ったのです。

 

始めたのは2012年です。

 

誰にも答えを教えてもらえない中、どうやって答えを作っていったのか、何とかかんとかして解決して行ったのか、と言う実に泥臭い、でも本当の日々の臨床に直結するお話を私ならできる。

 

否、私にしかできない。

 

このお話は、即時荷重インプラントしたい先生方だけではなく、自分で新しい道に切り開いて行こうとされる先生に必ずお役に立つに違いない。

 

そう私は強く確信して始めたのです。

 

私のお伝えするメッセージは、答がないなら、自分で答を創るしかない、んですよ、です。

 

そのフィロソフィーは、インプラントだけに限らす、日々の臨床に置いて必ず先生方を助けてくれる。

 

それを心底お伝えしたいんです。

 

私のインプラント寺子屋は、私の仕事凄いでしょ、のモノでは一切ありません。

 

苦労話、如何に苦しみ道を切り開いて来たのか、の話、泥臭い、でも臨床に必ずお役に立つお話です。

 

ご一緒に勉強しませんか!

 

インプラント寺子屋2018 第2回 5月17日。

 

お待ちしております。

 

 


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