大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

抜歯即時荷重インプラント12年成功の状態 骨が寄り添う状態が保たれています

2020年07月22日 | 即時MI審美インプラント治療の話












もう抜歯即時荷重インプラント治療させていただいてから12年経つ、この症例。

全然変わらず良い状態を保っています。

歯根破折で、インプラント希望で、やはりネットの検索で来られました。

で、いつも分からないのが、私の症例でこう言う審美症例では、こんなに骨がインプラントとセラミック冠に寄り添って安定している。

実に不思議な現象で、本来この形態のティシュレベルインプラント使ったら、機械研磨面と粗面との境界まで軟組織はかなり入り込み、すり鉢状に治癒する筈と言われてるのに、ちっともそうならないことです。

自分でも謎解きは充分には出来てなくて、でも現象としてこう言うことは起きていて、しかもティッシュレベルインプラントだからとても安定している。

セメント固定ですよこれ。

なのに、骨はインプラントとセラミック冠のマージンを乗り越えてまで造成できていて、そのまま安定し続けている。

で、インプラントの悩みの種であるエマージェンスプロファイルもとても自然でしょ。

CTGも何もしてません。

抜歯即時荷重インプラント手術を1回しただけです。
セラミック冠装着は、手術の2ヶ月1週後です。

失礼だけど、facebookで見る海外とかの症例なんかに比べても、こちらは何もしてないのにそんなに遜色ない、と思うんです。

12年経過してこれなので、このまま20年は過ぎると確信してます。

実は、この患者さん丁度6年前に酔っ払って電柱に激突し、このインプラントの部位したたかにぶつけて、勿論セラミック冠破損するわ、インプラント大丈夫かいな?と言う事故起こしてるんです。

でも、インプラントと骨の結合は強いし、ティッシュレベルインプラントにソリッドアバットメントでの修復は強いです。

骨自体が折れたのか、ペリオテスト値が落ちましたけど、骨が治るに連れて安定し直して、セラミック冠再製しただけで済みました。

自分の治し方って良いな、と自信を深めた症例です。

他の治し方、ネジ固定とか、他のセメント固定の治し方ではここまで頑丈で持たせられることはなかったんじゃないか、と思っています。

だから、私は私の治し方を信じてます。

色々と教えてくれる患者さんのお陰です。

こんなの世界に出ても、誰も教えてくれませんよ。

なので、こう言う本当の経験、症例に基づきインプラント寺子屋の中だけで、お役に立ちそうな話をしてます。

第一回はありがたいことに定員になりましたが、あと3回やりますので、ご興味の湧いた方は、お早めにお願いします。

で、NYUから帰国されたTaka先生は良いですね、本当に。

骨の細胞も瘢痕化するのでは、と言うお話とか、そうかと思うお話一杯して下さいます。

まだまだお若いし、是非聴かれることをお勧めします。

後世恐るべし、ですね。