のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

第97回 朝日名人会

2010-03-21 00:01:01 | 落語会に行ってきた
に行ってきました。

3月20日(土)午後2時開演。
有楽町朝日ホールにて。


柳家三之助さんは、明日から真打
今回が二つ目最後の高座。

着物(特に黒紋付)が似合って、
今までだって、
見ためは充分「真打」の貫禄だった三之助さん。
今後、ますます風格が出そう


林家正雀師匠は、
これまで鹿芝居で何度も拝見してきました。
年増の女形が絶品。
あと『らくだ』の紙屑屋も最高

なのに、落語を通しで一席聴くのは、
もしかして今日がはじめてだったかも??

オペラグラス、持ってって良かった~!
顔面真っ赤っ赤
血管キレそうなほどに、
義太夫語りを大熱演する正雀師匠。
ますますファンになりました。


大トリは、柳家小三治師匠。

「何十年ぶりにやる噺だから、
 よく憶えていない。
 今日は早く終わるかも……」

と、ボヤきながら始まった『品川心中』。

年増になって、客がつかなくなった遊郭の女郎。
その解説に、思わず吹きだす。

「トシをとると、何か食べるとき、顔じゅうが動いてしまう」

たしかに。
歯が不具合になると、
食べ物を口ン中あっちゃこっちゃに移動させながら、
咀嚼するもんね……

小三治落語は、
いつだってスミズミまで可笑しい

終演時間は、
「早く終わる」どころか、
予定より20分以上、超過していました

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