沖田修一監督の最新作『おらおらでひとりいぐも』公開初日。観てきました。
夫に先立たれた独居老人・桃子さん(田中裕子)の日常と思い出と妄想が交錯する。桃子の若い頃(蒼井優)、桃子の心の分身?トリオ(濱田岳・宮藤官九郎・青木崇高)、桃子の子供時代(子役)、桃子が朝起きたときに出てくる心の分身?(六角精児)…と、ザッと数えただけで7人が桃子を演じる七人一役🤣
昭和の東京オリンピック開会式の日、周囲に決められた結婚に嫌気がさし、「新しい女になる!」と田舎を捨ててきた桃子。東京で恋愛結婚して幸せだったが、それが逆に「古い生き方に絡め取られてしまった」と吐露する。
「いつまでも愛にひざまずいていられない、だいじなのは自由と自立。それを与えてくれるために(夫は)早く亡くなってくれたのかも」と。
何も起こらないけど壮大な物語。♪この家は寂しさで賑やかだ〜…と歌うハナレグミのエンディング曲(沖田監督作詞)も良かった👍
今年初めて映画館に行きました。仕事の繁忙期もまだ折り返し地点。繁忙期終えたら年末進行😱 コロナ感染者も再増加傾向だし、今年映画館で観る最初で最後の1本にするつもりだったけど、予告編を観ると、もう1本くらい観たくなるなぁ。
館内ロビー、人が多かったけど、ほぼ鬼滅のお客さんだった。こちらの客席はソーシャルディーーースタンスで、その点は安心感ありました😊