のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

夏の朝は玉子かけ御飯

2010-08-12 11:52:23 | なつかしの味
冷たいものをとりすぎて、
胃腸が疲れて、
食欲減退しがちな、
この時期…

夏場の朝食は、
食べやすくて、栄養がとれる、
玉子かけ御飯が定番です。

火を使わなくて済むのも、
夏向き

今朝は十五穀御飯に、
玉子を落としてみました

味付けはシンプルに
「醤油」か「だし醤油」が好きですが、
今年はブームに乗って…

「食べるラー油」

朝から食がススミます

玉子かけ御飯の食べ方に、
お作法はないと思いますが…

参考(?)にしてるのは、
噺家・柳家小三治師匠の
『ま・く・ら』(講談社文庫)に収録されている、
「玉子かけ御飯」。

とにかく笑えて、
読んでるうちに必ず、
玉子かけ御飯が食べたくなるんだな~

CD化もされてます。

玉子かけ御飯好きは、必読&必聴

おぼろ月に輪舞する子供達

2010-08-07 22:00:46 | 大好きな絵
表紙画にハッとして、
衝動買いしました。

『おふくろの夜回り』
 三浦哲郎・著(文藝春秋刊)

表紙画の作者は、
山口薫(1907~1968)。
洋画家。
(ちなみに男性です)

1950年代の一時期、
この人の作品を、
日本中の画商が欲しがったそうです。

東京芸大の教授も務めていました。

この山口薫、
のり屋のバーサンの父方、母方、両方の祖父の
従弟(いとこ)です。

特に、母方の祖父は年齢が近かったこともあり、
子供の頃から、
「カオちゃん(山口薫)」
「カナちゃん(祖父のニックネーム)」
と、呼び合う仲良しだったとか。

バーサンの母なんぞ、
幼い頃、自宅に豊富にあった
山口薫のデッサン画を切り抜いて、
ノートに貼って遊んでいたそうな

な、なんちゅうことを…
バブル期には、
1号サイズ、1000万円の値段がついたという
画伯の絵を

まぁ、そんな話はどうでもいいとして、、、

山口薫が残した数ある作品のなかで、
バーサン個人的には、
この表紙カバーに使われている

『おぼろ月に輪舞する子供達』

が、いちばん好きです。

「この世」と「あの世」の境い目のような、
光に満ちた世界。

手で描いたのではなく、
魂が描いた絵。

魂が直接、絵筆を持って描いた絵。

実際、この作品を最後に、
山口薫は、この世を去りました。

今も山口薫作品が語られるとき、
この『おぼろ月…』が真っ先に登場します。

遺作が最高傑作になった

これは、ありそうで、
なかなかないことだと思うんだな。

この表紙カバーには、
さらに薄紙がかけられており、
『おぼろ月…』の作品世界が
たいせつに扱われています。

装丁家さん、わかってらっしゃる

三浦哲郎氏のエッセイと表紙画が、
どのようにリンクするのか……

それは、これから読みたいと思います。

ところで。

祖父から聞いた「カオちゃん」話で、
バーサンが影響を受けたことは、、、

風呂敷ストール

山口薫は気に入った柄の風呂敷があると、
ストール代わりに首に巻いていたとか。

バーサンも20代の頃から、
マネッコしています。

風呂敷選びのポイントは、
「シルク100%」で「首に巻ける柄」かどうか。

唐草模様じゃ、
「東京ぼん太」になっちゃうからね
(↑話が古すぎ…)

2日連続、ドキドキの午前10時

2010-08-02 20:10:21 | ひとりごと
昨日今日と、
めあての落語会のチケット発売が続いた。

2日連続、午前10時前から、
パソコンに向かって、ソワソワドキドキ

まず、昨日は…

9月に赤坂レッドシアターで10日間開催される、
春風亭昇太師匠の会のチケット発売。

こちらは、予想外に素早くゲット。
しかも、とっても良いお席

でも、さすがに人気の師匠。
発売開始1時間後には、
全公演、完売になっていた。

そして、夜8時からは…

11月に前進座劇場で開かれる、
柳家小三治師匠の会・先行予約。

最近、オンラインシステムを導入した、前進座劇場。
予約するコチトラも、手順に戸惑い

わずか1分後には、
終了の×印が

のり屋のバーサン、
先行分には間に合わず

で、仕切り直して、
本日午前10時から、一般予約に参戦。

なのに、受付開始後、しばらくの間、
オンライン不可状態に。

かといって、電話もつながらん

ナニやっとんじゃい、前進座劇場

と、ドタマに血がのぼりかけたとき、
やっとオンライン可能になり、
運良く予約できました
(10時20分頃)

ちなみに、
前進座劇場のチケット予約は、
去年まで電話とFAX。

FAXなんて、
予約開始前に送ってもOKだったし。
いい意味、アバウトでアナログで、
鷹揚だったのになぁ…

オンライン化の波には抗えぬ。。
前進座劇場よ、お前もか。。。

なんてね。
11月が楽しみ

って、11月…
もう気分は年末ぢゃないの
こないだまで、今年のお正月だったのに…

おめあて落語会を追っていると、
またたくまに1年が過ぎて

落語の『権助魚』ばりに、
時間感覚が伸縮する、
バーサンであります