のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

遅ればせながら…

2010-10-09 18:44:45 | 落語の資料
辛抱たまらなくなって、買っちゃいました

ずっと欲しかった、
ドラマ『タイガー&ドラゴン』DVDボックス。

もう5年も経つんですねぇ。

リアルタイムでも毎週楽しみに見てましたが、
今、改めて見ると、新たな発見が。

西田敏行扮する落語の師匠、
「林家亭どん兵衛」の弟子「どんつく」。

最近、何かに出てたっけ…と思ったら、
『ゲゲゲの女房』ヒロイン・布美枝の弟役の人だった!
(終盤、亡くなってしまう、あの手先の器用な優しい弟)

岡田准一、蒼井優、大森南朋。
驚きの3ショットもあるし。
(ゴシップ・ネタで失礼

伊東美咲が奇跡的に輝いてたなぁ。
(大根っぷりが、良い方向に転んでて)

もちろん配役だけじゃなく、
テーマもストーリーも、
何度も何度も見たくなる
深さ面白さに満ちている

古典落語のような普遍性に
新作落語のような瞬発力が融合して…

要するに、このドラマが、
落語そのもの

いや~、買って良かった。
このところ毎晩、1話ずつ見ています。

単発でいいから、
いつか続編があるといいなぁ

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やっぱり乱視が進んでた

2010-10-07 12:13:03 | 小さな愛用品
新しい老眼鏡を作らなきゃ!
遠近両用眼鏡もメンテナンスしたい~。

6月頃から、頭の片隅にコビりついていたのに、
猛暑、仕事の多忙、断続的に見舞われる体調不良のせいで、
眼鏡店行きを後まわしにしてきた。

が、もう限界

視界がボヤボヤじゃ、
仕事に支障を…
いや、人生に支障をきたす

てことで、
よく使う眼鏡を全部もって、
メガネ~のパ~リ~ミ~キ~
に行ってきました。

他店でフレームを買うことはあっても、
ここ10年近く、
レンズは必ずパリミキさんで入れてもらってます。
(異動でメンバーがガラガラ変わるけど、
 スタッフの皆さん、とても親切)

6年ぶりに検眼。

年齢的に近視は進まなくなったみたい。
で、老眼もそれほど進んでなかった。

が、しかし、乱視が4段階も進んでいた~

見えないわけだよねぇ・・・

老眼鏡用の新しいレンズを注文、
遠近両用眼鏡を新調した。

ふたつとも、仕上がりは1週間後。
楽しみ

(複雑な目を持つ、のり屋のバーサン、
 「即日仕上がり」がウリの眼鏡店でも、
 その日に仕上がったタメシがない。
 必ず1週間かかるのが、お約束)

ついでに、
今年2月に新調した眼鏡(画像右上・カメマンネン製)に、
鼻あてをプラスしてもらったら、
かけごこち絶好調に

もっと早くお願いするべきだったよ~。

持参した眼鏡を洗浄してもらってる間、
店内の面白い眼鏡を片っ端からかけてみる。

うう、なんて楽しいんだ~
眼鏡屋さんって
(結局、3時間滞在)

子供の頃は、
本屋か文房具屋になりたかったけど、、、

今は思う。

生まれ変わったら、
寄席の席亭か、
眼鏡屋さんになりたい~


画像は、
使用頻度の高い眼鏡たち。

左上の眼鏡ケースは、
見れば誰もが大笑いのラッコ?…アザラシ??
タワシみたいなジョワジョワ素材で、汚れも目立たない
(『メガネのミヤモト』さんで購入)
パリミキさんでもバカウケでした。

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運動会の香り

2010-10-04 17:57:31 | ひとりごと
猛暑の影響で、今年は咲かない??

…なんて噂もあった、キンモクセイ。

今日、ふんわり香っていました

個人的には、運動会の香りです。

昔昔、10月10日の運動会の日には、
学校のキンモクセイが満開だったなぁ。。。

画像は、通りすがりの幼稚園のキンモクセイ。
荻窪にて。

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み~んな人目が痛かった!?

2010-10-02 08:04:11 | ひとりごと
ニューヨーク在住20余年になる友人が、
一時帰国。

昨夜、その友人を囲んで、
中・高・短大時代の同級生が集まり、
新宿ルミネの和食店で食事会をした

総勢8名。
全員女性。
立場はそれぞれだ。

結婚して、子育て終了した者。
結婚しないで、仕事に生きる者。
離婚して、子育て中の者。
離婚して、仕事に生きる者。

話題は「ご近所の人目が痛い」に。

ひとり暮らし歴ウン10年。
結婚しないで仕事をつづけてきた
のり屋のバーサンは、
とかく痛い人目にさらされて生きてきた

自宅マンションのポストに、
いまどき手書きでガリバン刷り(死語)ふうの、
怪しげな「中高年向け結婚相談所」なるビラを
入れられたことも

そんな話をしたら、
「私だって、人目が痛いんだから!」
と、離婚した友。

そうだよね、離婚経験者だって、
「ずっと未婚」と同じくらい
人目が痛いかもね

そこへ、
やはり独身で仕事をつづけている
ニューヨーク在住の友人が言った。

「ニューヨークじゃ、
 人目が痛いなんて感じること、
 まったくないよ~」

やっぱりね。
さすがニューヨーク

と、思いきや…

「でも、日本に帰国したとき、
 実家に帰ると人目が痛いの…」

そうなのか~

すると、
結婚して子育て終了した友が
口を開いた。

「私だって、いろいろ言われるんだから。
 お宅はお子さん、ひとりだけ?
 まぁ…(お気の毒~)…みたいなことを」

えええ~~

女性の王道を歩んでいるかのような者でさえ、
人目の痛さに見舞われていたとは…

まったく「ご近所」ってヤツは・・・

でも、痛い人目も、
みんなで痛けりゃ怖くない。…よね?

食べて飲んで大笑いして、
気分スッキリの夜だった。

友よ、ありがとう

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『抜け雀』な日々

2010-10-01 00:34:08 | 落語の資料
28日の深夜、
NHKの『ラジオ深夜便』をつけていたら、
落語コーナーがはじまった。

演目は『抜け雀』
(演者は立川談幸師匠)

21日に春風亭昇太独演会で『抜け雀』を観て以来、
毎晩、就眠時には
古今亭志ん朝のCD『抜け雀』を聴いていたので…

『抜け雀』が『抜け雀』を
呼んだのだろうか

この落語コーナー、
何度か聴いたことがあるけど、
落語そのものより、
金原亭馬生師匠の解説が魅力的

決して声を張らない、
なめらかな語り口に、
うっとり

解説によれば、
『抜け雀』は、もともと上方落語。

一時は廃れたらしいが、
故・古今亭志ん生師匠が、
元芸人だったお爺さんから教わり、
江戸方で復活させたそうだ。

文無しの旅人が、宿賃の代わりに、
ふすまに描いた雀5羽。
ふすまの中から、飛んでは戻って、
評判になり…

という、
馬生師匠いわく「SFのような噺」。

以前に読んだ、
落語CDプロデューサーの京須偕充さんの本には、
たしか「科学なしのバーチャルリアリティ」
みたいなことが書かれてたっけ。

雀の描き方、演じ方で、
演者の個性が出るネタみたいだ。

先日の昇太師匠は、
そこまでやるかってほどのハイテンションで、
5羽の雀そのものに、なりきっていた

当代・馬生師匠のお師匠であり、
志ん生師匠の長男で、
志ん朝師匠のお兄さんだった、
先代の金原亭馬生師匠は、
玄人はだしに絵のうまい人で、
雀を描く場面では、扇子を筆に見立てて、
本当に絵を描くように、ゆったり演じたそうだ。

もし、タイムマシーンがあったなら、
そんな高座にも接してみたいなぁ

(ちなみに、
 先代の馬生師匠の見事な筆絵は、
 『噺家の手ぬぐい』(文・五明樓玉の輔/日東書院刊)
 で見ることができます)

解説の最後、
馬生師匠が笑いながら、
次のようなエピソードを付け加えた。

京都の知恩院に、
『抜け雀』のモデルになったと言われている、
ふすまがあるらしい??

雀が抜けたあとの、
雀のいないふすま…

だそうだ。

って、
それはいくらなんでもマユツバっぽいけど~、、、
見てみたい気もします

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