星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

野菜の苗植え付け   2020年5月6日

2020-05-06 11:41:52 | 

庭の花々は、厳しい北信濃の冬を超えた後に来る春から秋まで、折々の風情を楽しませてくれています。それはそれでもちろん良いのですが、以前から思っていた野菜も、とこの連休に植え込み作業を進めています。

苗は、近くのDIY店で春の植替えに必要な土や資材とともに購入。COVID-19の影響で、当地はスーパーや公園なども大変空いていましたが、DIY店はかなりの人出でした。丁度今頃が農業や家庭菜園作業の真っ盛りなので当然だと思います。 ただもちろん「3密」状態ではなく、レジも前の人と間隔を空けて待つようにしてありました。

買ってきた苗です。ミニトマト3種類、ぼたんこしょう・甘ナンバン、セロリ、ワンカットレタス、モロヘイヤ、そしてオクラ。 後ろの鉢は、植え替えの終わった花たち。

ぼたんこしょう(ぼたごしょ、とも言う)という名前、聞いたことのが無い方も多いと思いますが、北信濃で栽培が盛んな野菜です。 「こしょう」と名が付いていますが、いわゆる「胡椒=ペッパー」ではなく、ナス科トウガラシ属のピーマンに似た野菜です。 当地では昔から、唐辛子を「とうがらし」と言わず、「こしょう」と呼ぶ習慣があり、これがこの野菜の名前の由来にもなっています。 流石に少々紛らわしいからか、最近は「こしょう=胡椒」と「とうがらし=唐辛子」は標準語のとおり使い分ける人が多くなっています。 因みに私が幼少のころ、周りの大人たちは「胡椒」のことを「ヨウコショウ」(西洋のこしょう)と呼んでいました。


野菜を育てるにあたり、花を押しのけることはしたくないので、野生の芝が生えて荒れている家の裏側と西側を切り開いて(開梱)そこを小さな野菜生育場?にしました。痩せていて赤土が混じり硬く、かつ小石が沢山混ざっている場所なので、耕すのも一苦労です。石灰と肥料(家畜の堆肥)を入れて耕してから暫く土を休ませて、昨日植え付けしました。

後ろ側がミニトマト軍団、手前が、ぼたんこしょうなど。 トマトの支柱はかなり丈夫にしてあります。台風シーズンにも耐えられるように。

日陰でも割と平気そうな子たちはこちら。 背景の花は隣家。綺麗ですね。

野菜づくり関係の本には、5月に入れば植え付けok というような記述が目立ちますが、当地北信濃は、5月に入っても夜間は5度位まで下がることがあり、また遅霜も警戒しなければなりません。 そのためのポロエチレンシートによる養生囲いもしました。暑さが予想される朝は捲らなければなりません。 何から何まで手探りですし、何よりも土づくりがいい加減なので育ってくれるかどうかは判りません。 日当たりの好きな子には東側を、日陰でも平気そうな子には、北西をというように場所も一応配慮してみました。 植物は正直です。環境が駄目であれば枯れてしまい、「ここ気に入らない」と無言で人に教えるし、好きなら山ほど花や実を付けます。 今回植えた苗にミニトマトを選んだのは、30年以上前に住んでいた長野市内のアパートで、庭にほぼ自生状態だったものが、毎年たくさんの美味しい実をつけていたのを懐かしく思い出したからで、だからここでも育つ、とは思ってはいませんが、状態を静かに見守りたい。

それと、今まで庭から出るかなりの量の雑草類は捨てていたのですが、これを有機たい肥に転換する試みも始めてみようと思います。雑草も落ち葉も、元はその土地の有機物であり土であり、それをただ捨てていては土地が痩せるのはある意味当たり前で、それを止めたい。  上手くいくかどうかは、数年の検証が必要だと思いますが、庭の中でクローズドサイクルができれば、「小宇宙の完成」 化学肥料を場当たりで使うよりはずっと環境に優しく土地が豊になる、はずです。  あとは、長続きが難しい私しだい、、、


下の写真は、野菜とは関係無いですが、私が通勤に使っている駅の桜です。咲いてはいるのですが、今一つぱっとしません。花と葉がどちらともつかず同時に出てきているためです。ここ2,3週間は寒暖差が激しかったので、桜もどうしていいか困っているのでしょう。

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春の恵み ふきのとう   2020年3月21日

2020-03-21 10:36:23 | 

近所を散策したら、ふきのとうが沢山採れました。
春の恵みです。自然のものなので、泥や落ち葉、特にカラ松の葉が沢山混じっているので何度も水を替えて念入りに洗います。

早速ふき味噌とてんぷらを作ります。(ど素人が作ったものなので、ご笑納)

まずふき味噌、作り方は人によって様々ですが、私の場合かなりシンプルです。
①洗ってから水を切り、まな板の上で細かく切る。 
②油を薄く敷いたフライパンに入れ、焦げないように少しづつ水を足しながら【じっくりと】炒めます。とろとろ感が出るくらいまで。
茹でてから使う人もいますが、私は茹でず、その代わりにじっくりと炒めます。
③味噌と少々の砂糖を入れてさらに少し炒めて出来上がり。 微妙なふきの苦みを楽しみたいので、みりんは使いません。

ふき味噌は、ご飯によし酒に良し(少ししか飲みませんが..)最高です。

 

次にてんぷら。

大根おろしでいただいても勿論良いですが、 Eさんが、パンにチーズとふきのてんぷらをのせたものを焼いてくれて、これがまた美味しい。

北信濃は、福寿草が真っ盛り、水仙も芽を出し早春の香りが漂っています。

春の恵みをいただき、そしてもうしばらくすると待ちに待った一番早いツバメが滑空するのを見ることが出来るはずです。何よりの楽しみです。今朝一羽のアオゲラが、珍しく地面に降りてしきりに何かをついばんでいました。暖かくなった地面からもう餌になる虫が出始めているのかも知れません。

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北信濃の春 (追伸: 黒姫童話館前の桜が咲いた)  2019年5月9日

2019-05-09 18:55:14 | 

連休中はまだ蕾だった童話館前の桜は、今日5月9日には八分咲でとても綺麗でした。この桜を見ないと春を迎えた気がしません。今年も逢えて良かった。桜の木の真下から見上げると無数の花が風に揺られていて見事な眺め、まるで桜の花に抱かれているよう。 春の遅い北信濃では桜が咲くと満開にならない内には葉も伸びてきます。すぐそこまで来ている初夏を迎える準備を大急ぎで始めているのでしょうね。

童話館前の桜、左奥は黒姫山

妙高山

牧場頂上付近からの黒姫童話館、平日で人影はほとんどありませんでした。

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北信濃の春  2019年5月3日 (令和元年)

2019-05-03 23:44:14 | 

毎年4月末から5月初めの連休中は、花の植替えや種まきなどで結構忙いため遠くへ出かけることは殆ど無いのですが、 春が遅い北信濃ではこの時期に一斉に花が咲くので、出来るだけ見逃さないようにしています。 いずれも家から車で20分以内、 一番近いところでは2分です。 冬が厳しい場所ですが、反面春には美しい風景の中で咲くたくさんの花を手軽に見ることが出来るのでとても贅沢な所に住んでいるのかもしれません。

5月3日  黒姫高原のリュウキンカの群生、花は八分咲くらい、やや霞んだ5月の青空、黒姫山の残雪、白いこぶしと黄色のリュウキンカの絨毯、 「春が来た」ことを実感します。

5月3日  御鹿池と黒姫山

5月3日  御鹿池に映る妙高山

5月3日  御鹿池の遊歩道

5月3日  黒姫童話館前の桜、まだ蕾です。 この桜が咲き、風に揺られて花びらが舞う様子が見られずちょっと残念。向こうは妙高山

4月28日 黒姫山麓の桜の森です。この前日は季節外れの雪(吹雪)でした。 おおやま桜はまだ三分咲くらいでした。

5月3日  黒姫山麓の桜の森、4月28日にはまだ三分咲だったのに、5日後には既に花は殆ど終えて葉桜が始まっていました。 5月1日くらいが丁度よかったようです。 花は無くても春の風はとても心地よいです。

5月3日  閑貞桜、 手前の古い枯れた切株がかつての閑貞桜で、咲いているのは別の若い木です。左奥にある小さな 木(実際にはかなり大きい)が閑貞桜のクローンです。どの木も満開を過ぎてしまいましたが、枝が風に吹かれてとっても綺麗でした。

4月28日  北信濃には、第三セクタの鉄道「きたしなの線」が運行しており、その駅の1つ古間駅の桜です。観光の人が見に来る場所ではありませんが、鉄道撮影に好適な場所が近くにあることから、時折鉄道写真ファンを見かけます。

 

 

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環水平アーク 2018年4月30日 / 黒姫高原 4月28日

2018-04-30 21:41:32 | 

4月30日の昼間、環水平アークと呼ばれる現象が見られました。こちらでは今ヤマザクラが満開、その上空に美しい虹色の直線。 徐々に薄くなり、15分くらいで消えていきました。

4月28日、黒姫高原のリュウキンカとコブシはちょうど満開です。

御鹿池と妙高山

童話館前の桜と妙高山。 この桜は例年だと連休の終わりくらいに咲き始め、5月中ごろ満開ですが、今年は既に満開を少し過ぎていました。
やはり高原でも今年はかなり春が早いようです。日差しの中で無数の花が早春の風に揺られてとても綺麗です。

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