あのアポロ計画により、人類が初めて月に降り立った時から今日が丁度50年です。(日本時間では21日早朝) 当時、私は小学生で(というと年代がバレバレ)あの日、クラスの授業は取りやめとなり、全員で教室のテレビをずっと見ていました。 ノイズにまみれた映像の中で、 宇宙服を着た人が跳ねるように歩いていた。 テレビはまだ白黒が主流のブラウン管で、しかも真空管の時代でした。 担任の先生が 「凄えなあ。。 人間が月に行くなんて。。」と言ったのを今でもはっきりと覚えています。
今週初めから、「月着陸船開発物語」という本を読み始めました。
通勤の行き帰りだけを読書に割り当てているので時間があまり取れないのと、(疲れて読まずに眠ってしまうことも) 結構厚いので完読は少し先になりそうです。 内容は、居並ぶ強豪企業とのコンペに勝利して、NASAから月着陸船を請け負ったグラマン社のチーフエンジニア、トーマス・J・ケリー氏が、その設計製造の過程を克明に綴った手記で、様々な問題にぶつかりながらそれを解決する方法を見出すのが興味深く、何よりもその詳細な記述から、筆者の記憶力と記録 (したであろう)にただ感服します。日本語訳も洗練されていて素晴らしい。この本は、偶然ネットで見つけたのですが、丁度この記念すべき時期に出逢えて 良かったです。 他にもう1冊、「MOON SHOTS」という写真集を入手しましたが、こちらはアポロ計画とジェミニ計画の写真が数多く掲載され、その 美しさに圧倒されます。