星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

レナード彗星  C/2021 A1      2021年12月5日

2021-12-05 16:23:12 | 星空

今日早朝のレナード彗星です。 天気予報では深夜から午前中まで曇りだったので全く期待していなかったのですが、薄雲の間から何とか撮れました。
尾の長さは1度くらいでしょうか。 明るさは4、5等くらい。 肉眼では見えず双眼鏡で位置を確かめてから撮影しました。

彗星付近を拡大

DATA 2021/12/05  03h12m - 03h21m   Canon 100mmF2.8Macro(F2.8)  Olympus E-M10MK2  ISO1250  30sec  8pic comp  / guiding Higlasi-2A

撮影したコマの内、8枚をコンポジットしてあります。時間経過は約9分ですが、恒星と比較するとこの間にも移動しているのが分かります。12月12日の近地点通過付近で更に明るく肉眼で見えるようになるのでしょうか。

現在彗星が通過しているうしかい座アークトゥルス付近は、丁度我が家の窓から見えるため、寒い外には出ず、自室に小型赤道儀とカメラを据えてのお手軽撮影です。
極軸はコンパスと目見当で合わせただけですが、焦点距離200mm相当で30秒程度なら、ほぼ恒星は点像になってくれました。

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駒ヶ岳 千畳敷の星空    2021年12月5日

2021-12-05 01:31:13 | 星空

11月28日、駒ヶ岳の千畳敷で星空を観察してきました。 ネットで偶然にこの旅行プランを見つけ、しかも日帰で可能、即申し込みをしたのが11月初め、通常なら自家用車で麓の駐車場まで行き、そこからバスかタクシーでロープウェイのしらび平駅へ、それから標高差千メートルを駆け上がりやっと到着というルートです。 今まで何度も行ってみたいと思ってはいたものの、実現できなかった場所にバスで連れて行ってくれるという有り難いツアーです。 当地からは便利な長野駅ピックアップ、しかも格安。軽食まで付いていました。 

初冬標高2,612メートルなので、想像していたとおり寒さは相当です。厚手のダウンジャケットを着込み、頭からつま先まで真冬の防寒装備を身に着けていたので耐えられましたが、でなければとても撮影どころではないです。 気温は、ロープウェイの駅舎内でマイナス7度、恐らく外は10度以下だったと思います。突風が吹くと体感温度は一気に下がり強烈。 撮影などはされない方たちは、少し外で星空を見た後、さすがに寒いので建物の中に避難されていました。

下界とは全く異なる澄んだ大気、そして湧き上がるような星空。 来てよかった。

千畳敷駅(駅の隣にホテルと食堂併設)から見た駒ケ根市内の夕方の風景。 街の後方は南アルプスの山並み

17時16分  DMC-LX7    11mm F1.9   ISO400   1.0sec

夕日が沈み、頂の先端がほんのひと時赤く染まる。

17時02分   Zuiko 8mmF1.8(1.8)   E-M10MK2 ISO1600 1/50sec

天の川の真ん中、3つの星は夏の大三角形。左側のひと際明るい星は木星です。 この日は晴れて良い天気でしたが、突然なんの前触れもなく突風が吹いて前が見えなくなることが度々ありました。

17時52分   Nikkor14-24mmF2.8 (14mmF2.8)  LEE NO. 2   α7s (HKIR)   ISO1600  8sec

魚眼で撮影。 まだ薄明が残っていますが、星空は大変綺麗でした。

17時45分   Zuiko 8mmF1.8(1.8)   E-M10MK2 ISO1600 10sec   

麓駅へ降りるロープウェイは、19時出発。千畳敷の滞在時間は夕暮れ時から薄明が終わるころまでの約2時間程、 もう少し(出来れば夜中まで)星空を見ていたかったですが、これは仕方ないです。 またいつかこの美しい風景に逢えますように。

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