いつか見学をしてみたいと思っていた木曽観測所、 以外にも早くその機会が訪れました。 2014年冬季は、毎週木曜日午後2時に限ってドーム内の見学も可能で
あることが判り、2月6日休暇を取り (前日までに仕事の区切りを必死でつけて(こういう時は倍速で仕事ができる(笑)) 木曽まで遠征してきました。 途中梓川パーキング
エリアで休憩を入れても木曽までは約3時間、意外と近いことがわかりました。もっとも塩尻から先の19号線で工事をしていたならもっと時間がかかったのかもしれません。
木曽の消防署手前の三叉路を曲がり、三岳の道の駅の先の橋の手前を左に入り、あとはぐんぐんと山道を登ると、その途中に観測所に入る道があります。この時期は
道が凍結しているため、車は冬用の装備が必須です。
石貼りのとてもやさしい雰囲気の建物です。 「木曽オリオン」のポスターも掲示されていました。 この日は見学者は何と私1人、 研究者の方が付き切りで案内を
してくださいました。 写真を掲載しましたのでよかったらご覧ください。
VRパノラマもあります。ドーム内の大きな望遠鏡とドーム空間の雰囲気をどうぞ
この観測所では変光星による銀河の恒星分布や超新星の研究、天文教育など様々なテーマに取り組んでおられるとのことですが、中でも超新星爆発の瞬間
「ショックブレイクアウト」 を捉えるための木曽観測所のプロジェクトKiso Supernova Survey(KISS)で、ぜひその目標を達成できますように、と応援をしたいです。
この現象には前兆が無いそうで、木曽シュミットの広い視野のCCDとアマチュアも含めた多人数の協力が欠かせないとのこと、
折しも今日からソチ冬季五輪が開催されていますが、 ショックブレイクアウトの瞬間を捉えることはそれこそ史上に残るゴールドメダル以上の偉業となることに間違いはありません。
がんばれ木曽観測所