いよいよ最終戦です。といっても、出かけるのはいつものように8時。泊りがけなので、いろいろ準備に時間がかかるのです。水は持ったか、持病薬はあるか、ぐらいですけど・・・。
土曜日中島左岸着9時半、下を見て驚いた。入るところがまったくない。満員御礼である。すごい人出だ。左岸にsammyさん、岡さん、右岸にno_future さん、杉さんの姿が見える。久しぶりなので、岡さんと話をする。話しながらも岡さんは魚を掛ける。ほんの岸際をタナを浅くして釣っている。50センチもないぐらいだ。うまいものだ、瞬く間に2つ取り込んだ。
ルアーマンの間に割り込んで邪魔になるが文句を言う人は居ない。この辺もさすがベテランである。私もそれに習って、左岸を釣る。岡さんによれば、ほんの岸際ぎりぎりにはルアーマンが引っかかるのを恐れてピックアップしてしまうので、魚が残っているのだそうだ。見ていたら結構大物を掛けて取り込んでいた。久しぶりに来て、釣るわ釣るわ、さすが名人である。
すると次第にルアーマンが見切りを付けて、間が空いてきた。岡さんの下に入ることができた。岡さんの流す筋を見習って流すと私にも小型が一尾つれた。たもも要らないくらいのサイズだが、結構引きが強く驚かされる。午前中はこの一尾で終わり。水の色はにごってはいるが、先週までの茶色い濁りと違って、青白いダムの底からのシルトの色だ。見慣れた濁りに変わっていた。
茶色い濁りは佐久間ダムからの富栄養の水でそのせいで、藻の発生がすごい。
杉さん、山さん、sammyさんと一緒に昼食をとる。岡さんがやって来て、午前中で満足したので今日は半日で帰るという。また来シーズン会いましょうと一足早く帰っていった。
その後、無糖さんが、私のところに来て、右岸か左岸かどちらがいいか聞いてきたので迷わず右岸がよいと勧めておいた。するとしっかりといい場所に入っていたので、午後は無糖さんの隣に入れさせてもらう。天竜川では、知り合いが居るといろいろといいことがあるが釣り座の確保は大事である。無糖さんも今日はマーカーを付けて、浮きつりである。先に掛けたのは無糖さんであったが、残念ながら途中でばれてしまった。河川の工事が終わってから、私のお気に入りの場所である岩に乗って、あまり遠投をしないように心がけて釣る。すると飽きない程度にあたりが出て、ぽんぽんと3つほど取り込んだ。たもも要らないくらいのサイズだが、釣れれば楽しい。
無糖さんと場所を入れ替わり、近くの深みを流していたら首振りサイズがかかった。二度大きくジャンプして、巨体をさらしてくれた。たもの内径と同じくらいなので55センチでした。
その後はあたりもなく終了。5時を過ぎても補習をする居残り組みは、杉さん,N籐さん、no_futureさん、sammyさんである。
温泉に入ってお泊りであるが、今日はカベルネである。おかずは一人すき焼きである。飯ごうでご飯も上手に炊けました。
毛ばりを巻くように裁縫ボックスにマテリアルを入れて持ってきたが、ライトの光量が少ないので手元が見辛い。ヘッドランプが必要だ。夜は寝るしかやることがない。
毛ばりを巻くつもりで持ってきたが、結局酔っ払って寝てしまってお荷物になっただけだ。花粉がすごかったのだろう。目がかゆく、鼻水は垂れ流しである。
日曜日、駐車場に着くと、sammyさん、杉さん、O久保さん、Y下さんが居た。Y下さんの後を追って、右岸に入る。最上流を流すがあたりは出ない。ふと気がつくと、竿のティップが折れている。ラインが竿先にからんだままなげてしまったせいだろう。竿を交換しに車に戻る。また右岸に戻り、しばらくするとお気に入り場所が開いた。おっとその前にY下さんのファイトシーン。
お気に入りの岩に乗り、今日は思い切り遠投する。しかし中々あたりは出ない。Y下さんもいつもの定位置に入り、釣り始めた頃に私にあたり。50は超えているが大きくはない。
ひれが比較的きれいなので引きは強かった。午前中はこの一尾のみ。
午後はウェットでやろうと決めていたので、左岸第二プールを流す。ちょうど対岸では無糖さんが浮きつりをしていた。武藤さんが来たよといって、掛けたサイズは中々のものだったが、なぜかばれてしまった。残念。
最初はフローティングで流していたがあたりが出ないので、シンクティップに変える。変えてすぐにトンとあたりが出て乗ったと思ったがすぐにばれてしまった。しばらく流すがあたりは出ない。ウェットは浮きを見なくてもいいので楽でいい。真ん中に岩が飛び出しているところを過ぎると、一時ランニングラインだけを巻き取って、大きく場所移動をする。すると放ってあったフライに魚がついていた。それも50は超えている。ラッキーである。
ウエットはどちらにせよ向こうあわせなのだが、これはタナからぼた餅のほうである。8番のヘアーズイヤーアンドパートリッジがしっかりとフッキングしていました。赤いレッドバンドが印象的な魚で、ウェットのドンというあたりはなかったが、ラインの先に何かが付いたという違和感は感じた。たもをこれ見よがしに振り払うと、遠くで無糖さんが手を振ってくれた。
その後5時の終了まで何もなく、皆さんに来シーズンもよろしくといって帰りました。