
那須の高原は深い森に囲まれている。軽井沢に比べ開発が進んでいないように見え、何となく好感を持っていた。皇室が所有する広大な土地があり、軽々しく開発できないのだろうか。所有が宮内庁から環境省かどこかに移った広大な土地を自然公園として解放した場所などもあった。まあ、天皇家といえどもあんなに広い土地は重荷だろう。森林の保護だけでも膨大な費用がかかりそう。訪れた時期が季節の変わり目なのだろうか。花の種類は多くなかった。
「キョウガノコ」はバラ科シモツケソウ属の多年草。調べて初めて知ったが、古い園芸植物で「シモツケソウ」と「越後のコシジシモツケソウ」の雑種なのだそうだ。当時、もっとも豪華な絞り染めだった“京鹿子染め”の名を借りて付けた名だという。開発されたばかりの自然公園の遊歩道に一株だけ咲いていた。
「ヤマユリ」はユリ科の球根植物。今年、色々な場所で写真を撮ったが何だか理由が判らないがブログに載ったことが無かった。那須の町を出る道沿いにいっぱい咲いており、車を止めて撮影した。草丈は1メートル以上、花径も20センチ以上。ユリの仲間でも最大級という。花の香りも強烈で独特。球根から開花するまで5年以上かかる。
球根を食べるためなのか持ち帰って植えるのか判らないが、自宅近くの自然歩道などではよく掘り返されてしまう。花が切花にされていることもある。花を開くまで長時間を要するだけに、そっとしておいてやりたいもの。
