
余りの暑さと、お盆の帰省をはじめ行事の多さで、思い通りに山にいけない日が続く。上高地の植物の豊かさのおかげでブログの題材にも事欠かず、撮影に出かけなくても良くしてしまっているかも?キオンとハンゴンソウの区別がキチンとできるようになったのも収穫?だった。実はカミさんに“キオン”と説明していたものが、調べて見ると“ハンゴンソウ”だった。
「ハンゴンソウ」はキク科キオン属の多年草。深山に咲き、草丈は1-2メートルと高い。キラキラ?とした黄色の花が目立つ。よく見ないと花の形では区別がしにくいが、葉が大きく切れ込み3-7裂しているのがハンゴンソウ。キオンの葉は互生している。梓川沿いの草むらに咲いていた。
和名は「反魂草」と表す。反魂とは魂を呼び戻すことだそうで、深く切れ込んだ葉が下を向き加減になり、その形に幽霊の手を連想してなつけたものと言うネットの書き込みがあった。ちょっと判りにくいが・・・。
山菜として若芽を天ぷらなどで食べるようだが、灰汁が強く一回使った油は黒くなって使えないほどだそうだ。