
♪「オタマジャクシ は 蛙の子 ナマズの孫ではないわいな」♪と一緒に歩いている誰かさんが歌いだした。“いい加減な詩。そんなのあるの”と思わず吹き出してしまった。何回目か判らないほど説明を尽くした“アメンボとミズスマシの違い”を話した直後だけに尚更だ。夕食後に、ナマズの詩にこだわりネットで調べた人がいた。自信満々に「やっぱりナマズの孫よ!」と誇らしげだった。どうなっているんだ??
「サワギク」はキク科キオン属の多年草。上高地の遊歩道沿いにあちこちで見られた。実は、この写真は日光の戦場ヶ原(小田代原)で撮ったもの。一杯あったことと、いつでも撮れると思っていたら撮りそこなかった。名前がビジターセンターの写真に載っていたので思い出したが、その時には遅かった。
“ノボロギク”に似ているので、ボロギクの別名があると書き込まれているが、それほど似ているとは思わない。襤褸に例えられる綿毛になったときのことだろう。草丈は30-50センチほどだが、サワギクのほうがスリム。