
立秋を過ぎたが暑さはますます盛んになるばかり。秋の七草といってもまだピントこないが、庭のキキョウは盛りを過ぎ、花期の長いオミナエシが元気。萩はまだ花をつけていないようだ。梓川のほとりに、ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)が咲いていた。
「ハクサンオミナエシ」はオミナエシ科の多年草。比較的高い山で、岩の多い場所などでよく見るが、風の強い場所だと草丈は20センチほど。上高地で最初に見つけたハクサンオミナエシは、遊歩道脇の林の中で大きな岩の脇に咲いており、背の高さも60センチほどと高かった。白山で発見され、おみなえしに似ているからこの名がついている。
当家の玄関脇の庭にもオミナエシが咲いている。数年前、散歩の途中に農協のグリーンセンターで売っているのを見つけ、その時に買わず、後で行ったらもう売り切れていた。2年越しで買った“貴重な存在”。昨年辺りからすっかり定着して元気に咲いている。白山とは花が良く似ているが、葉の形が少し違っている。