
花の少ないシーズンには、道端の小さなものも見落とさないように気を張るが、今の時期には高山植物に押されて、写真にとってもそのままになってしまうものもある。藤岡市西南部の竹沼(周囲4・2キロ)は当家の重要な散歩コースの一つで植物が豊富。当ブログに今年も何回も登場しているが“竹沼の自然”とかで独立させても良いくらい。今日のオニユリもひと月近く前に撮ったもの。コオニユリか、普通のオニユリか特定できないので比較的低地に自生している“オ”タイプとしてみた。
「オニユリ」はユリ科の多年草。低山や平地の草原に見られ、7-8月が花期。竹沼の堤防南側の草原に頭一つ飛び出し、赤橙色の目立つ花を咲かせていた。草丈は1メートルほど。鱗茎は食用になる。聞いた話だが、食用の百合はオニユリの改良種だとか・・。
見た目では区別ができないほど似ているものに“コオニユリ”がある。ウィキぺディアによるとオニユリより“一回り小さく、山地の草原や低地の湿原周りに咲いている。コ種とオ種を簡単に見分ける方法として「ムカゴがあるのがオニユリ」。「ムカゴを作らず種子を作る」のがコオニユリだそうだ。花が咲いている頃にムカゴはできるものだろうか?一度確認してみます。