啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ヤチトリカブト」

2011-08-13 09:16:00 | 山野草

強い毒性を持つことで名が知られるトリカブト。変種が多く、ハナ・ハクサン・ミョウコウなどを冠した30種類ほどが知られていると言う。ドクセリとドクウツギを合わせ日本3大毒植物なのだそうだ。花の色も多種にわたるようだが、濃い紫のものが一般的で、なんだか毒々しく?見えるような気がしてくる。

「ヤチトリカブト」はキンポウゲ科の多年草。上高地で咲いているものは、ホソバトリカブトの変種とされている。河童橋近く、梓川沿いの遊歩道で見かけた。草丈は高く1メートルほどあり、目立つ紫色の花が他の花から飛び出している。奇妙な形をした花が“鳥兜””烏帽子”の形に似ていることからこの名がついている。
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