
ブログを書き込みながら思う。春の花が今咲いていると“季節が狂っているのではないか・・”と。だが待てよ、1昨年の春までは曲がりなりにも忙しく、じっくりと野や山や植物を眺めているのは今年に入ってから。比較できるほどに、見つめていなかったのではないかと・・。「知ったかぶりするな」と言われそう。まっ・・ガイド本、論文でもないし・・・。
「スカシタゴボウ」はアブラナ科イヌカラシ属の1年草。田んぼの中や畦道、畑のくろや庭の片隅などどこにでも咲いている。先月中旬に畦道沿いの散歩道に咲いていた。どこかで見かけた花だが、名前が特定できない。そのままになっていた。草丈は3,40センチ。
和名を「透田牛蒡」と表すというが、理由が判らないのだと言う。牛蒡というが食用にするような根茎はない。田んぼを透かし見るように葉は薄くない。何なんだ。
似た植物にイヌガラシがあるという。似たような種でナズナとイヌナズナは形がそっくりだが、花の色が違うので私でも判断が付く。ネット上の画像で見ると、スカシタとイヌガラシは良く似ている。見分け方も書き込まれており「葉の切れ込み」「種子を包む鞘」の様子。切れ込みが深く多いのがスカシタだそうだ。ただし、変化が多く簡単には見分けられないという。種子を包む鞘は短胴なのがスカシタで細長いのがイヌガラシ。良く見てみよう。私も、イヌガラシを探して見ることにする。