啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ツグミ」

2012-03-01 08:51:04 | 野鳥

家の前の畑にはまだ雪が薄っすらと残っている。フクジュソウやユキワリソウ、セツブンソウなどようやく咲き始めていたが、10センチほどの雪に埋まってしまった。春の光に今朝はもう元気に花を開いている。スプリング・エフェメラルなどと呼ばれ「短命な」とか「春の妖精」というようなイメージがある割りにはなかなか強いところもあるようだ。

「ツグミ」は体長が24,5センチの中型の鳥。シベリアやカムチャッカ半島から10月ごろに渡ってきて越冬。晩春まで日本で過ごす渡り鳥。草原や浅い林の中、畑などでよく出会う。それほど人を恐がらないようで、たまに近接するが“何時でも撮れる”と思うのでカメラが向かない。ところが、撮ろうと思うとなかなか現れないのである。三名湖の周遊道でバッタリでくわした。

図鑑によると「キョキョッ、クイクィ」と地鳴きする。キョの鳴き方は啄木鳥の声に似ているような気がする。地面を移動する時は足をそろえてピョンピョン飛び跳ねたり、止まって胸を張り辺りを見回したり仕草は可愛い。
コメント
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