
植物の種類を特定する作業は面白いが、なかなか大変でもある。野菊やスミレなど似たような姿をしているが、個別の種とされており、なかなか特定できない。今日の写真。昨年も似た植物を調べ、スゲの仲間だとは記憶していた。図鑑で調べると似たものが多くハルガヤ、スズメノヤリ、ミヤマカンスゲなどネットで検索。ようやくヒメカンスゲにたどり着いたのだが・・。果たして・・。
「ヒメカンスゲ」はカヤツリグサ科スゲ属の多年草。里山の林の縁や道端などどこでも見られる。カンスゲに似ていて小さいことから名がついている。葉は2-3ミリと細長く緑色。根本から10-20センチの花茎をのばし白っぽく見える花穂をつける。花は3-4月で他のスゲ類より早く咲きだすという。
庚申山の散歩コース。山頂の休憩場所から女坂に降り始めた日当たりの良いところで見つけた。久し振りに“新しい草”と思ったのだがそうはいかなかった。