
ピンチが続いている。ブログに掲載する絵が無い。昨日は“本当の春が来てから”と敢えて掲載しなかったナズナとホトケノザの写真をついに撮ってしまった。厳しい寒さの続く時も必ずどこかで咲いているのを見かける強い花。可愛いのだが何ということなしに取り上げていない。そして今日の花も雑草が生えるところなら極地を除いて世界中に生えるというありふれた種。今の時期、この花を探すにも苦労するのである。
「スズメノカタビラ」はイネ科イチゴツナギ属の1年草(越年するものも)。小さな株をつくり、細い緑色の軟らかそうな葉を伸ばす。根本からイネ科独特の花茎を伸ばす。草丈は10-15センチほどで小型。花期は春から秋だという。
寒い時でも株は見かけるが、花を咲かせているものはこの近辺では多くない。どこかで咲いていると思って探していたがなかなか見つからなかった。道路と畑の段差があり、北風が当たりにくい場所。ひっそりと咲いていた。西風を受けるのか、花茎は東に傾いている。写真は根本の真上から撮って、90度回転させたもの。
どこにでもあり、庭や畑では厄介者でしかないが、今の時期に私にとっては可愛い存在である。