
“ジャガイモの畝作りor山行き”どちらを先にするか迷ったのだが、結局は天気が良さそうな一昨日を農作業にあて、昨日は山を歩いてきた。暖かくなったが、山には雪が残っている。雪が無くて、ある程度登り応えのある近くの山となるとなかなか難しい。坂東三十三観音の十六番札所水沢観音にお参りして水沢山と決めた。
「水沢山」は榛名連山の東南端にある。伊香保温泉の入り口辺りにあり“水澤うどん”が結構美味い。登山口は参拝客が多い観音堂の脇にあり、飯綱権現の社や万葉植物園に向かう急な石段がスタート。山頂までの所要時間は上り口の表示、ガイド本とも約2時間。
植物、野鳥、山頂からの展望・・最初から期待しておらず、山を歩きたいという気持ちだけ。結構きつい上りが続くが心地良い。3年ほど前に初めて登った時に、かなり年配の女性数人に追い越された記憶があるが、今回も男女各1人に追い越されてしまった。
草や木は枯れており、天気が良くないせいもあるが野鳥も少なくシジュウガラが飛び出してくる程度。汗がでて、上着をザックにしまいこんでいる間に追い越していった二人を追い、離されないように歩く。重そうな荷(ザック)を背負い、ステッキなしで歩く同年代?の男性に置いて行かれたくない・・。交差する人を待つ時に追いつき声を掛ける。“久し振りに来たが、結構上りがきついですね”と。返事は「毎週来ているが、今日は汗が出る」と・・。雪の少ないこの山をトレーニングに使う人が多いようだ。
急な登りを抜けると山頂への尾根に出て展望が開け、石仏群がある。驚いたことに、ここまで約1時間できた。山頂まで尾根伝いにノンビリと10数分。雲に包まれた山頂には数人がいた。北側の登山口(ツツジ平方面)からの道には雪が少し残っていた。榛名の山群、関東平野、奥利根など大展望が広がるはずだが視界ゼロ。微かに伊香保方面が望めたがゴルフ場らしきものしか見えなかった。
山頂までの所要時間が1時間15分だったことには満足。結構強くなった。帰りに、観音様に家族の平穏と健康をお願いした。