啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「センブリ」と「リンドウ」

2012-11-09 09:48:46 | 山野草

TVのニュース報道の姿勢が理解できないので、もう一度“大学不認可騒動”。田中文科相の全面的な撤退で一段落したが、大学のあり方そのものは大至急再検討しなければならない。本当に心を込めてニュースにしなければならないのは、大学の乱立ではありませんか。

この件で、一番がっかりしているのはマスコミ??!!野田はもちろん、安部石破の政治家大幹部がどう騒いでも“ちっとも面白くないのだ。「問責だぁー」「任命責任だぁー」と合掌するだけ。「黙れ!!暴走ばあさん」ぐらい言ってみろと言いたくなる。これで“遣り合いになったら”マスコミは大喜び。妙なコメンテーターや評論家が大活躍だ!!!

今日の花は「センブリ」と「リンドウ」。いずれも、シーズン2回目となる。山ではなく、里に咲いていたので嬉しくなった。赤城で撮ったセンブリは写真を失敗して(掲載し)心残りだったが、竹沼でも上手く行かなかった。リンドウは牛伏山の登山口付近で見かけたもの。里で見ても可愛い花だ。

「センブリ」はリンドウ科センブリ属の2年草。日当たりの良い野山の草地に生える。茎は四角で径は2ミリぐらい。ヒョロッと伸びるものも見るが、多くは枝分れする。草丈は10-15センチほど。花期は9-11月。5弁の径8-10ミリの白っぽい可愛い花。縦に紫色の線が入っている。

生薬として有名だが、苦味配糖体という成分意外に余り効用がないのだそうだ。苦味は抜群で、唾液や胃液を促進し食欲増進には効果がある。「薬は苦い」という意識があり“苦いものは薬となる”というような思いが優先するのだという。

「リンドウ」はリンドウ科リンドウ属の多年草。草丈は20-60センチ。牛伏山から車道を歩いて降りたが、登山口近くの草むらで見つけた。漢方では「竜胆」として根の部分を乾燥して使う。薬効はセンブリ以上に多彩だそうだ。
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