
今日は、庭に咲いているフジバカマとクチナシ。何の脈絡も無い花同士。もうとっくに盛期は終わっているのでは??と言うのが共通点か。花の種類がなくなってきた現在。一挙に2種は厳しいが、庭に咲いている花だからよしとしよう。当家のカミさんが、庭に咲く花(山野草が中心)を写真に撮り、アルバムに納めている。先日で144種類に達したという。一部は木に咲く花も入っているが、種の多さに驚いた。
「フジバカマ」はキク科ヒヨドリバナ属の多年草。秋の七草の1つだが、立冬を過ぎた今も堂々と?咲いている。散房状に淡い紫紅色の花をつける。川沿いの草むらなどやや湿気の多い草むらを好む草のようだが、絶滅危惧種に指定されているそうで、野原で見る機会は少なくなっているのだそうだ。
観賞用として園芸店などで入手でき、好んで植えられている。ただ、ほとんどは同属他種か雑種なのだそうだ。写真の個体はお茶の先生から頂いてきたものを植えた様だが、原種か雑種かは判らない。
「クチナシ」はアカネ科クチナシ属の常緑低木で木の高さは1-3メートル。この木も、野生では森の中に低木として自生するが、園芸用として栽培されたものを見る機会が多い。10-11月に「赤黄色の実をつける」というが、当家では今の時期になっても白い花をつけている。花は開花した頃は真っ白で徐々に黄色実を帯びてくるのだと言う。
野生している木を見たことが無く、♪クチナシの花が~とかいう歌で知っていたが、花は白いままと思い込んでいた。果実は漢方薬の原料となる。
