昨年、12月高崎音楽センターで行われた「辻井伸行日本ツアー」のコンサートに行ってから、すっかり彼に魅了された。今回は、「辻井伸行とアシュケナージ(指揮)によるオーケストラ・アンサンブル金沢東京公演」。渋谷、Bunkamura オーチャードホールにて。東京で2回だけの公演とあり、会場は満席。半年前、ようやくゲットしたチケット。Мさんと一緒に楽しむはずだったのに・・・。
それにしても、またまた素晴らしい演奏会だった。前から7列目という幸運もあり、身体全体で音色をかもしだす迫力、その息づかい、神技とも思えるテクニックに圧倒された。プログラムは
ベートーヴェン:プトメテウスの創造物 序曲
グリーグ: ピアノ協奏曲 イ単調
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 田園
以上の中で、知っているのはピアノ協奏曲と田園。あまりに有名なので聞けばすぐ「あ〜この曲。知っている」と、高校生の頃学習した記憶がよみがえった。音楽は好きであるが、得意分野とはいえないし、よくわからないが「この曲、聞いたことがある」という感覚は、学校教育のたまものであると思った。今回は、オーケストラとの共演であり、ピアノは1曲のみ。アンコールに応えた後、ピアノの片隅に手をおき、深々と頭を下げ、ぎこちなく手を振るそのしぐさが何とも言えない。しかし、しかし、生の演奏は迫力満点。弦楽器の心の底に響く音色は、精神を豊かにし安定させてくれる。満席のホールからは拍手の嵐がわきおこり、いつまでも鳴りやまず。私も同行者とともに力の限り、手が痛くなるほど拍手をした。
それにしても、またまた素晴らしい演奏会だった。前から7列目という幸運もあり、身体全体で音色をかもしだす迫力、その息づかい、神技とも思えるテクニックに圧倒された。プログラムは
ベートーヴェン:プトメテウスの創造物 序曲
グリーグ: ピアノ協奏曲 イ単調
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 田園
以上の中で、知っているのはピアノ協奏曲と田園。あまりに有名なので聞けばすぐ「あ〜この曲。知っている」と、高校生の頃学習した記憶がよみがえった。音楽は好きであるが、得意分野とはいえないし、よくわからないが「この曲、聞いたことがある」という感覚は、学校教育のたまものであると思った。今回は、オーケストラとの共演であり、ピアノは1曲のみ。アンコールに応えた後、ピアノの片隅に手をおき、深々と頭を下げ、ぎこちなく手を振るそのしぐさが何とも言えない。しかし、しかし、生の演奏は迫力満点。弦楽器の心の底に響く音色は、精神を豊かにし安定させてくれる。満席のホールからは拍手の嵐がわきおこり、いつまでも鳴りやまず。私も同行者とともに力の限り、手が痛くなるほど拍手をした。