16日の読売の『編集手帳』が”選挙で得票率をアップさせる妙薬は?「増税なしのバラマキ」。3年前、それが可能であると、甘い幻想を振りまいて政権を射止めたのが民主党だろう”と書いている。確かに民主党には当事者責任がある。一方一部を除いた日本中のマスコミが幻想を実現可能な錯覚を起こさせる熱病に罹らせた、責任もある。何処の馬の骨とも判らぬ石コロを強引に公認候補者に仕立て上げた、汚沢の手法。流行(はやり)の熱病に罹った有権者が熱に浮かされて、投票した結果だ。これも紙と電波で過大で偏向報道をした朝日、毎日などの責任は重大だ。新聞は戦前、戦中、戦後を通じて立場をコロッと変えて、口を拭って頬被り、そして中立のように装う。朝令暮改など朝飯前、痛くも痒くもない。♪気楽な稼業と来たもんだ!!。それがムダを省けば16兆円立ち所に沸いて出て来るようなおいしい夢物語を、何の疑問をも抱かせず、批判もしなかった。却って煽ったのがマメディアだった。ここに来て、民主党議員は自分達で選んだ首相の施政が気に入らぬと石コロが他党に脱出している。首相で民主党を『駄目な党』にして、現在党最高顧問のルーピーポッポも脱巣するなどとうわ言を言っている。自分達で選んだ首相の施政が気に入らんと、離党するのは無責任極まりない。品物でも製造者には製造物責任法により損害賠償責任がある。略してPL法と言っている。絵空事で有権者を騙して政権を執り、実現不可能がバレテ総選挙になれば、民主党にいては落選するからと雨後の筍のように出来た小党に転がり込んでいる。小党の方も現職議員が5人いないと政党要件を満たせぬ、背に腹はかえられぬと石コロを取り入れる。持ちつ持たれつの弥次喜多道中の始まりだ。とうとう政党が15党に増殖した、牝馬真紀子が大学の乱立を指摘していたが、政党の乱立こそ問題だろう。最低20人以上にしないと、児童会=国会と相成る。写真は軽井沢・白糸の滝からの清流。