昔、NHKでも放送されていた海外ドラマ・シリーズです。私は大好きなので、短篇シリーズはいまのところ確か全部で36話が制作されているようですが、がんばってすべてDVDに録画保存しました。VHS時代にもやっているので、これで2回目です。根性です。そんなに好きなのに、このあいだBSでやってた新しい長篇2作を録画しそこねたのは、悔やんでも悔やみ切れません…。いつになったら再放送するのかしら。は、はやく……。
ドラマ・シリーズでは、きくところによると、舞台が1936年だか1938年だかのイギリスに設定されているそうで、衣装や建築物、小道具などがその時代らしく格好いいのです。ミス・レモンの服装には毎回のように目が釘付けになってしまいます。街ゆく人々はみんな帽子を被っているのもいい。そして、たしかそのころ流行っていたレンピッカ風の肖像画(黄色い液体が入った試験管を持っている男性のがあった気がする → あとで気になって、「負け犬」を見直したら、レンピッカの「ブッカール博士の肖像」(やはり黄色い試験管を持っている)のニセモノでした。ぷぷ。)なんかが、金持ちのお屋敷(これがまた近代的で格好良い建物だったりする)の壁に掛かっていたりして、いちいち素敵です。
昨日も、その素敵な衣装などを研究しようと思い、久しぶりにドラマを見てみたのですが、気が付くと研究のことはすっかり忘れ、つい真剣になって最後まで見てしまいました。やっぱ面白いよなー。で、「24羽の黒つぐみ」を見たのですが、一話だけでは止められず、結局さらに「4階の部屋」を見て、それでもなんとなくまだ足りなくて、これからまた見るつもりです。うーむ。面白い。
ちゃんとした DVD-BOX も欲しいところですが、価格が……。ああ。