「私」は大型のリゾートホテルに宿泊していました。
ところがホテルは改装中で、あちこちで工事をしており、
通り抜けができなかったり、カバーで覆われたりしていて、
およそリゾートとは程遠い、建設現場のような状態でした。
プールで家族連れの一家と知り合いになり、忙しい一家に
代わって4歳の娘の面倒をみることになりました。
4歳児は白人の女の子で金髪のおさげがなんとも愛らしく、
付きっきりで相手をする「私」に、すぐに懐いてくれました。
私たちは数日一緒に過ごし、工事だらけのホテルの中を
探検して回ったりして、妙な状況を逆に楽しみました。
場面はがらりと変わって、「私」は自宅にいました。
4歳児のお世話が終わってほっとしたのか、
シャワーを浴びて心底リラックスしていました。
髪を乾かしながら窓越しに外を見ると、
飼っている黒猫2匹が道端に寝そべっています。
さらに黒い動物が2匹いて、不思議に思って目を凝らすと
黒いテリアで、なぜか4匹は一緒に寝そべっています。
「犬なのか~」
と思いながら、なおも見ていると、
そこに4歳児が嬉しそうに「乱入」してきました。
一緒に遊ぼうと手を広げて動物たちに迫っていきます。
「私」は仰天して、
「どうしてあの子がここにいるの
」
いつ、どこで、どうやって彼女と別れたのかを
思い出そうとすると、驚いたことに何も思い出せません。
記憶が削除されたように、その部分だけ白紙なのです。
「私」は責任感から動転し始めました。
「どうしよう。道端にあの子が1人でいる
」
靴を履いて助けにいこうにも、なぜか靴が上手く履けず、
やっと履けたのは息子たちがむかし履いていたらしい
サッカーのスパイクで靴底が凸凹しています。
じたばたする「私」を心配して夫が部屋から出てきました。
「これでもいいや!」
と、スパイクで飛び出そうとすると、
ちょうど次男が帰ってきました。
「あの子なら家に帰ったよ。」
息子は4歳児の両親の知り合いで、
まさに彼女の家から戻ったところでした。
「どうやって帰ったの?」
「バスに乗って。」
「4歳が1人でバスに乗ったの?」
「そうじゃない。帰ってきたから。」
ニコニコしながら見知らぬ庭に入ってくる女の子が思い浮かび、
次男の言っていることが納得できました。脱力したまま靴を脱ぎ、
そこで夢が途絶えます。
=============
昨日は中国正月。
いわゆる農歴で、季節や1年はこちらを基準に
回っていると信じるアジア暮らし20年の私。
ということは、この夢は2019年の初夢だったのか
4歳児に心当たりがあるとすれば、近所の女の子でしょう。
我が家からでは姿が見えないのですが、家はごく近所です。
姿は見えなくても、女の子のママの声はよく聞こえます。
やっと終わったクリスマス前からの長い長い夏休みの間、
ママは怒鳴り続けていました。
幼稚園にいっている3、4歳の女の子と、もっと小さい弟。
ママはこの2人を庭で遊ばせながら、15分おきに怒り、
時には子どもが泣き出すまで執拗に怒鳴っていました。
本人はしつけているつもりなのでしょうが、その正体は、
子育てを終えた私のような者や子育て中の人は騙されない、
自分の怒りを子どもにぶつけているだけの言葉の暴力。
在宅業なので夏休み中、ヒステリックな声を聴き続け、
怒声を浴びる姿の見えない女の子に心を寄せていました。
どうか夢の中の女の子の笑顔が曇ることのないように
ところがホテルは改装中で、あちこちで工事をしており、
通り抜けができなかったり、カバーで覆われたりしていて、
およそリゾートとは程遠い、建設現場のような状態でした。
プールで家族連れの一家と知り合いになり、忙しい一家に
代わって4歳の娘の面倒をみることになりました。
4歳児は白人の女の子で金髪のおさげがなんとも愛らしく、
付きっきりで相手をする「私」に、すぐに懐いてくれました。
私たちは数日一緒に過ごし、工事だらけのホテルの中を
探検して回ったりして、妙な状況を逆に楽しみました。
場面はがらりと変わって、「私」は自宅にいました。
4歳児のお世話が終わってほっとしたのか、
シャワーを浴びて心底リラックスしていました。
髪を乾かしながら窓越しに外を見ると、
飼っている黒猫2匹が道端に寝そべっています。
さらに黒い動物が2匹いて、不思議に思って目を凝らすと
黒いテリアで、なぜか4匹は一緒に寝そべっています。
「犬なのか~」
と思いながら、なおも見ていると、
そこに4歳児が嬉しそうに「乱入」してきました。
一緒に遊ぼうと手を広げて動物たちに迫っていきます。
「私」は仰天して、
「どうしてあの子がここにいるの

いつ、どこで、どうやって彼女と別れたのかを
思い出そうとすると、驚いたことに何も思い出せません。
記憶が削除されたように、その部分だけ白紙なのです。
「私」は責任感から動転し始めました。
「どうしよう。道端にあの子が1人でいる

靴を履いて助けにいこうにも、なぜか靴が上手く履けず、
やっと履けたのは息子たちがむかし履いていたらしい
サッカーのスパイクで靴底が凸凹しています。
じたばたする「私」を心配して夫が部屋から出てきました。
「これでもいいや!」
と、スパイクで飛び出そうとすると、
ちょうど次男が帰ってきました。
「あの子なら家に帰ったよ。」
息子は4歳児の両親の知り合いで、
まさに彼女の家から戻ったところでした。
「どうやって帰ったの?」
「バスに乗って。」
「4歳が1人でバスに乗ったの?」
「そうじゃない。帰ってきたから。」
ニコニコしながら見知らぬ庭に入ってくる女の子が思い浮かび、
次男の言っていることが納得できました。脱力したまま靴を脱ぎ、
そこで夢が途絶えます。
=============
昨日は中国正月。
いわゆる農歴で、季節や1年はこちらを基準に
回っていると信じるアジア暮らし20年の私。
ということは、この夢は2019年の初夢だったのか

4歳児に心当たりがあるとすれば、近所の女の子でしょう。
我が家からでは姿が見えないのですが、家はごく近所です。
姿は見えなくても、女の子のママの声はよく聞こえます。
やっと終わったクリスマス前からの長い長い夏休みの間、
ママは怒鳴り続けていました。
幼稚園にいっている3、4歳の女の子と、もっと小さい弟。
ママはこの2人を庭で遊ばせながら、15分おきに怒り、
時には子どもが泣き出すまで執拗に怒鳴っていました。
本人はしつけているつもりなのでしょうが、その正体は、
子育てを終えた私のような者や子育て中の人は騙されない、
自分の怒りを子どもにぶつけているだけの言葉の暴力。
在宅業なので夏休み中、ヒステリックな声を聴き続け、
怒声を浴びる姿の見えない女の子に心を寄せていました。
どうか夢の中の女の子の笑顔が曇ることのないように
