話を聞くだけの夢で、「私」は登場しません。
「私」は実妹と等身大の「妹」の話を聞いています。
ただし、彼女の姿は見えず声だけがして、
話に合わせてスライドの一コマのように
古ぼけた写真のような映像が映し出されます。
妹と父は父の故郷である鹿児島を訪ねてきました。
タクシーで先祖ゆかりの地を訪ねて回りました。
妹は、鹿児島はお金の代わりに味噌樽を使うと言います。
タクシーに乗ったら緑の樽をドライバーに渡す
といった具合で、買い物も樽で行われるそうです。
味噌樽を預かっている銀行のような場所もありました。
「私」には再び、漬物が入った化粧箱のある日本家屋の
ようなほの暗い建物の内部が見えてきて、
そこには大小さまざまな樽がびっしり並んでいます。
(※イメージとしてはこんな場所)
どの樽も上の方に緑や赤のタガがはまっており、
それが価値を示しているようでした。
同じ色なら同じ大きさの樽でした。
風情な習慣でしたが、父が樽を持ち歩くのは不便で、
妹は父とともに味噌樽の銀行に出向き、交渉しました。
「父は高齢で樽を持ち歩くことができず、鹿児島に来るのも
多分これが最後なので、樽をすべて現金化できないか。」
と訴えると、半纏を着た職員はちょっと戸惑った後、
(多分そんなことを申し出る人が他にいないので)
丁寧に換金に応じてくれたそうです。
父は現金を受け取り、全ての樽を失いました。
やや寂しそうながら、ホッとしていたそうです。
==============
鹿児島の人にも初耳の樽銀行(笑)
夢の創造なのでお許しください。
他人が読んだら荒唐無稽の意味不明。
ところが、これは現実と並行した
実に興味深い夢でした。
まず、今回日本に行った最大の目的は、
高齢の両親のためで父は今年90歳になります。
母が特養に入り、独り暮らしとなりました。
市内に住む妹が週1回様子を見に行っています。
なので父と妹の組み合わせは理に適っています。
さらに父の故郷の鹿児島に関して。
今回親族とも話し、父の母方が名家と知り、
ネットで「鹿児島、〇〇家」と検索すると、
維新以降の一族の話がいろいろ出てきました。
そこで、NZ帰国後いろいろ検索していたので、
そうした場所を父と妹が訪ねるという設定です。
(※実際にある銅像まで夢に出てきました)
さらに味噌樽(爆)
これはもう化粧箱の話同様、岡崎市の八丁味噌まるやでの
感動体験の続きに他なりません。
何度も何度も夢に出てくる味噌樽。
これは6トンもある樽で石だけで3トンですが、
宣伝用の小さな樽も目にしていて
夢に出てきたのはまさにこんな樽で、
上の石がなくタガが着色されていました。
興味深いのは父と妹が味噌樽を換金すること。
前回の化粧箱の夢の中でも、
「この箱は現金の代わりなんだな」
と思っていたのと非常に似た状況です。
伝統や文化、人々の想いが込められた
金銭よりも大切な物の存在
実際にはあり得なくても、そんな物の存在を
夢の中では完全に信じることができました。
「私」は実妹と等身大の「妹」の話を聞いています。
ただし、彼女の姿は見えず声だけがして、
話に合わせてスライドの一コマのように
古ぼけた写真のような映像が映し出されます。
妹と父は父の故郷である鹿児島を訪ねてきました。
タクシーで先祖ゆかりの地を訪ねて回りました。
妹は、鹿児島はお金の代わりに味噌樽を使うと言います。
タクシーに乗ったら緑の樽をドライバーに渡す
といった具合で、買い物も樽で行われるそうです。
味噌樽を預かっている銀行のような場所もありました。
「私」には再び、漬物が入った化粧箱のある日本家屋の
ようなほの暗い建物の内部が見えてきて、
そこには大小さまざまな樽がびっしり並んでいます。
(※イメージとしてはこんな場所)
どの樽も上の方に緑や赤のタガがはまっており、
それが価値を示しているようでした。
同じ色なら同じ大きさの樽でした。
風情な習慣でしたが、父が樽を持ち歩くのは不便で、
妹は父とともに味噌樽の銀行に出向き、交渉しました。
「父は高齢で樽を持ち歩くことができず、鹿児島に来るのも
多分これが最後なので、樽をすべて現金化できないか。」
と訴えると、半纏を着た職員はちょっと戸惑った後、
(多分そんなことを申し出る人が他にいないので)
丁寧に換金に応じてくれたそうです。
父は現金を受け取り、全ての樽を失いました。
やや寂しそうながら、ホッとしていたそうです。
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鹿児島の人にも初耳の樽銀行(笑)
夢の創造なのでお許しください。
他人が読んだら荒唐無稽の意味不明。
ところが、これは現実と並行した
実に興味深い夢でした。
まず、今回日本に行った最大の目的は、
高齢の両親のためで父は今年90歳になります。
母が特養に入り、独り暮らしとなりました。
市内に住む妹が週1回様子を見に行っています。
なので父と妹の組み合わせは理に適っています。
さらに父の故郷の鹿児島に関して。
今回親族とも話し、父の母方が名家と知り、
ネットで「鹿児島、〇〇家」と検索すると、
維新以降の一族の話がいろいろ出てきました。
そこで、NZ帰国後いろいろ検索していたので、
そうした場所を父と妹が訪ねるという設定です。
(※実際にある銅像まで夢に出てきました)
さらに味噌樽(爆)
これはもう化粧箱の話同様、岡崎市の八丁味噌まるやでの
感動体験の続きに他なりません。
何度も何度も夢に出てくる味噌樽。
これは6トンもある樽で石だけで3トンですが、
宣伝用の小さな樽も目にしていて
夢に出てきたのはまさにこんな樽で、
上の石がなくタガが着色されていました。
興味深いのは父と妹が味噌樽を換金すること。
前回の化粧箱の夢の中でも、
「この箱は現金の代わりなんだな」
と思っていたのと非常に似た状況です。
伝統や文化、人々の想いが込められた
金銭よりも大切な物の存在
実際にはあり得なくても、そんな物の存在を
夢の中では完全に信じることができました。