またまた間が開いて、3ヵ月
ぶりとなってしまいました。
このブログに限ってよくある
理由不明の中断。自分では半
年ほど開いたかと思っていま
したが(全く見てもおらず💦)
久々に波が来たかもしれず、
これに乗ろうと再開します🏄
放置中もご訪問下さった方々
に、深く感謝いたします🙇
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2023年3月のタスマニア3日目
州都ホバート観光の週末のハ
イライト、サラマンカマーケ
ットを出て街の中心部散策へ
タスマニア州議事堂
1番上に英王室紋章である英
国章。複雑な紋章をオースト
ラリアらしい黄色のサンドス
トーンで忠実に彫ってある
DIEU ET MON DROIT
(God and my right
神と我が権利)
一番下のリボンの中の文字は
フランス語!(※サークルの中
も古フランス語らしいですが)
ここまで大きいとモットーが
はっきりと見え、私でも意味
がわかった簡単なフランス語
こういうものはラテン語で決
まりなのかと思い込んでいた
無知な身ゆえ、なんだか感動
このモットーは12世紀のリチ
ャード1世が戦時のときの声
として用いたそうで、王はフ
ランスの家系だったために、
英語が得意ではなかったとか
死ぬか生きるかの合戦に向け
ては母語で臨んだようです。
12世紀は「1192(いいくに)つ
くろう鎌倉幕府」成立の頃。
(※最近は成立時に諸説あり?)
15世紀に入りヘンリー5世が
イングランド王室の紋章のモ
ットーにこれを正式採用して
以来現在のイギリス国章にも
と、もちろんググって調べま
した。「イギリ王室は長らく
フランス語を使っていた」と
言われますが、その契機につ
いても調べてみたところ・・
11世紀のウィリアム1世はフ
ランスのノルマンディー公が
出生ながら、イングランド王
の崩御につけ込み英仏海峡を
渡って攻め入り、ノルマン朝
初代イングランド王に即位。
即位後は土地の没収や反乱の
鎮圧など強硬姿勢で君臨。別
名・征服王。王朝は12世紀中
葉まで90年近く続きました。
英仏は14~15世紀の百年戦
争以前から攻めたり攻められ
たりを繰り返していながら、
肝心なところはフランス語っ
て、イングランド王室の血統
や文化の多様性を見る思い。
変わった名前のカフェを発見
「ダシダシ?ダチダチ?」
ヨーロッパ風の名前と構えで
ここでひと休みすることに。