ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

耐え続ける

2008-12-07 07:43:30 | 不動産鑑定
本日の天気は

今日はさぶっ!ふところもさぶっ

そういえば先日の会議のときも「カネ持ちほど地獄を見てる」的な話が出てましたが、マジ投資で手を焼いているヒトはけっこー巷では多いようですね。

ただ、株をやってないからって安心してるヒトがいたとしたらそれは大間違い。

まず、株価が下落して安値になると、これを保有している企業においては評価損が発生します。

これが一定額以下になると、実際に売却して損失を確定しているいないに関わらず、財務諸表上「損失」として計上しなければならなくなりますが、ヤバイのはその先。

一律ではないにせよ、これをみた金融機関側は、その損失を考慮した財務諸表をながめながら、融資判断の際、首を横に振る、なんてことがございます。

”負のスパイラル”って言い方が妥当かどうかはわかりませんけど、たとえば、株価の下落により、取引先から「決済サイトの短縮」だの、「現金決済への切り替え」だのの要請が相次ぐ事態となり、結果的に資金繰りが圧迫され「貸し剥し」、若しくは似たような状況に陥ることも多々あるようです。

また、年金もその多くを株式で運用しているため、トーゼンのことながら株価が下がれば直近の運用成績は悪化します。

さらに、先の株保有の個人投資家の資産が目減りしてきますと、自然と消費意欲は減退してしまうんですが、これがまた不思議なモンで、別に株式投資とかなーんもしてないヒトでも「消費を抑えねば」という意識が広まるんですな。

逆に企業買収がしやすくなって業界再編が進んだり、割安株が購入できたり、ってな数少ないイイことも考えつつ、耐え続けていかなきゃなんないんでしょうね。


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コメント
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