ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

予測の前に油断をなくすこと

2008-12-24 06:35:37 | 不動産鑑定
本日の天気は

イヴっすねぇ。だからどうしたという気分マンマンですが。

さて、「油断大敵」とは言いますけれど、その「油断」自体はどーして生まれてくるのかと申しますと、「危機的な状況に万が一陥ってもオレは回避できる、否、回避できるに決まっている」というある種の『確信』に基づいているものと思われます。

おそらくですが、すべての人間がこの『確信』について、相当懐疑的な感覚になっていけば、大事故などは起こらず、本当に平々凡々な生活を継続していくことが出来るハズなのです。

けれど、ハキ違いの「勇気」とか「判断」とかを前面に押し出し、ついつい「不測の変動要因」に目を向けずヤっちゃうケースは後を絶ちませんし、これから先もズーっと同じかとあきらめております。

自分も世の中も、決められた時間軸のなかで規則的に進んでいると思い込みガチですが、実はそうではなくて、天候だったり、他人のあせりだったり、戦争だったり、誰かが突然考え出した政策だったり、自分の知るヨシもないある組織の崩壊だったり、もうありとあらゆる様々な予測不能な変動要因を背負いながら一本のロープのウエを綱渡りしているのが現実の状態だと考えられます。

それらすべての事象を予測するのは、人間にとっては不可能なことなのです。

勿論、研究すればその2~3割はうすうすわかるくらいの状態にまではイケるかもしれません。

けれど、完璧はムリです。

そんな「危うい時間軸」を過ごしているワケですから、年齢性別関係なく、ただ漫然と暮らすのではなく、リスキーな部分を常にケアするという基本理念に基づいて生き残っていかなければならないんだと思います。

不動産鑑定評価基準の中でも「予測の原則」ってな価格に関する原則がございますが、『「予測」の前に、先ずは各自の「油断」をなくすこと』、という一文が、行間に隠されているのであろう、そう感じている次第です。

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コメント
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