ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

安心できないあるよ

2008-12-09 06:16:24 | 不動産鑑定
本日の天気は

嘗てアメリカが「超金融緩和政策」を実施しているその頃、日本もこれに追随するカタチでゼロ金利政策、量的金融緩和政策などを実行すると同時に、50兆円規模のドル買い為替介入を実施しておりました。

不動産の証券化、なんて話もまさにその副産物でして、上層部のアマったカネがどっと流れ、さらには砂上の楼閣にすぎない一般ピーポーが「サブプライム」のワナにハマっていきました。

何故わざわざアメリカに同調し超金融緩和政策を取り続けたのか、日本が追わなければ本国の不動産バブルもはありえなかったんではないのか。

たられば的な話は別としても、間違いなくその頃の円安の恩恵を受けたのは、大手輸出産業であり、同じく低金利の恩恵を受けたのも大手企業、そして消費者金融と外資系金融機関オンリーでしたね。

いまでは、最初からなーんの特も損もしていなかった我々中小零細企業・個人事務所のオッサン、オバチャンたちが「貸し渋り」や「貸し剥し」にあうハメになりました。

一方で、大規模な円キャリートレードは、原油や農産物、鉄鉱石などの天然資源の価格暴騰を引き起こし、ガソリン、食料品、飼料、生活用品全般にわたり消費者物価を暴騰させ、発展途上国に至っては食糧暴動や飢饉が発生しております。

先の輸出産業においても、急激な円安修正が表面化した現在、円高差損で莫大な損失をこいちゃってます。

カネ自身が生み出す価値に一部の人間が殺到すると、ロクなことにならんというのはこれでよーく証明されたワケですが、果たして元の「実体経済」の状態に戻れるのか、すごく不安な毎日でもあります。

そーゆー意味でも一刻も早い対策をしないと、結果的に救われるモノも救われなくなる事態になりそうでいやーな感じよね。

今月を乗り越えても、次は3月がやってきますから、まだまだ世の中安心できないあるよ。

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