ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

ある意味、地獄

2008-12-29 08:37:02 | 不動産鑑定
本日の天気はとちょっと

年末なのにねぇ。。。

ガザの状況を伝えたアルジャジーラのニュース番組観ましたが、本当にヒドイ状況です。

憎しみが憎しみを呼ぶというのはこーゆーことなんでしょうね。

いろんな人がいるから楽しい反面、恐ろしい事態を招くこともよーく肝に銘じておかなければならないと思います。

ま、そーゆー意味では、戦争よりかはマシだけど、かといってこの世の中の閉塞感っていうんですかね、これはこれでまた困ったモノです。

なんだか、一次補正予算だとか、金融機能強化法だとかで「もうOK」みたいな雰囲気に政府はなってるみたいっすけど、ぜんぜんヤバイですよ、中小零細は。

押し並べて経営がダメそうなところについては結局誰も貸そうとしないモンだから(そりゃそうだよね。担当者だって、責任とらされたくないからそんなとこに貸すのヤだもん、絶対)、そのちょっと前までにこーしたところに債権もってたりするとまさに連鎖しかねない状況なのが、おそらく来年3月までの間。

ここで、今回の一次補正予算:9兆円の内訳は

①緊急保証枠拡充:6兆円

②政府系金融機関のセーフティーネット:3兆円

となっております。

でも、どうでしょう?

おそらく「地道に」やられてる経営者の方のところにはワリとすんなり下りたことでしょうけど、世の中みんな「地道」だったら然程の成長は望めないものでして、多少なりとも「山っけ」っぽい方々には一体どれほどすんなり手渡ったのか、ちょっと疑問なところです。

ハッキリいうと、渡ってないんじゃないんでしょうか?

今回の不況は所謂「貯蓄から投資へ」とどなたかがおっしゃったのを、受けだろうが攻めだろうが、とにかく実践された方々、すなわち山っけアリアリな方々がガツーンとやられたワケでして、果たして金融機関がそーしたところにすんなり貸し込むでしょうか?

予算組めばイイってもんじゃないような気がすごくするんですけど、気のせいかしらねぇ?

見極める術は単純には見出し難いですが、この政府の「丸投げ状態」を所与の状況とするのならば、どこでどう失敗をこき、その理由がなんなのか、真心と洞察力、さらに知識と決断力を以て当たっていける金融機関なり保証協会にならなければ、日本経済の明日はないといっても過言ではございません。

この国もまたある意味地獄かもしれませんが、とにもかくにも希望だけは持ちたいものですね。

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