ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

そーゆー風潮

2009-09-10 05:21:17 | 不動産鑑定
本日の天気は

日本代表、いや、素直に面白かったねー、あの逆転劇は。

終盤のゴール前の粘り、というか運もあって、それなりのゲームになりましたが、欲を言えば本田選手にもっとボールを集めて欲しい時間帯もあったかなー、みたいな。

明らかにサイドからの崩しが効いてたんで、これが敵に止められる試合に、本田選手、そして今回はケガで召集を見送った森本選手がどう絡んでくるのか、観てみたいです。

しっかし、アフリカ人はやっぱスゴイわ。ラグビーやアメフト選手並みのDFじゃないともはや止めるのムリですねぇ?どうしましょう?

さて、昨日は復帰第1回目の地価公示分科会終了。

やはり馴染み深い地域ですんで、詳細はこれからとしても、おおかたの水準バランスは見える分、戸惑いは極めて少ない感じ。

ただ、世の中自体が混沌としてるんでねー。

“誤差の範囲”っちゅーのを、どこまでもってくるかってことがポイントでしょうな。

ま、そんな意味でも情報網だけは常に毎日はってるワケなのですが、この前の日曜だったかな。

ラジオ聴いてたら、農業経済かなんかの話で

「コメの値段をもっと下げると、全国に散在する零細の農家がやってけなくなる。そうすると、余剰の農地が増えるから、それをよりデカイ規模の専業農家がとりまとめると、結果的に全体の農家収入が増えて、われわれ消費者も低価格でコメが食えるようになる。」

みたいな話をされてるコメンテーターがいらっしゃいましてね。

最初は「ふーん、そんなモンなのかなー」って思ってたんすけど、ん?ちょっと待てよ、と。

1991年、つまり、今から18年前の全国平均の米価が単位あたり5,038円。

これが、毎年毎年どんどん下がってきて、2007年には4,184円となり、まだまだこの先下がるってワケです。

すでに大規模な専業農家ってのは実在する中、こーゆー類の農家にも単価の下げに拠る経営への圧迫は否応なく襲い掛かってくるに違いありません。

大きいところでもやっと、という感じでは、そりゃトーゼンのことながら小さいところはやってけない。ま、それが狙いだというんですからね、それはそれでいいでしょう。

ただ、おそらくこの業界もご多忙にもれず「職人」の世界なんだろうと思うのです。

「大規模であればやってけるでしょ」って単純な話ではなく、それこそ少数専門集団的、且つ、小規模シェアで回していく方が、経営的にも、そして何よりも生産される商品のクオリティの面からいっても最良の結果をもたらすことだってあるんじゃないのかと。

いや、むしろ、そうしなければいけないモンじゃなかろうかと感じるのです。

この最初の発想がどーやって生まれてくるのかってことについて、ココであーだこーだ言いたくはございませんので思うことはあってもコメントは致しません。

けれども、本当に苦労をして、そしてそのスジのノウハウや勘所を会得されようとした方々であれば、そんな発想出てこないのは言わずもがなです。

なんでもステレオ的に対応すりゃぁいいじゃん、っちゅー風潮に世の中がなりつつあることに、ちょっと恐怖を感じた次第でございます。

あっ、公示の話とは関係ないか

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コメント
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