”Balthazar ”: S1
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S1 : 6エピソード(2018年)
S2 : 10エピソード(2019年)
先日『法医学ミステリー特集』で ご紹介したフランスの法医学ミステリードラマです。
2018年シーズン1が視聴率トップ10にランクインされ、2019年にはシーズン2(10エピソード)も
放送され、既にシーズン3の製作も決まっている様です。
そんな人気ドラマの初放送とのことで、日頃あまりフランスミステリーに馴染みがないながら、何と
なく観始めましたら これが予想外に(?)面白いドラマで全エピソード観終わりました。
シーズン1 エピソード;
E1: 『血と肉』
E2: 『死刑執行人』
E3: 『真っ逆さま』
E4: 『ソウルメイト』
E5: 『バラバラになった人生』
E6: 『行方不明の女性たち』
フランスの俳優さんは全くという程知りませんでしたが、一応キャストを
ラファエル・バルタザール(優秀な法医学者) : トメル・シスレー
エレーヌ・バック(女性警部) ; エレーヌ・ドゥ・フジェロール
ジェローム・デルガド(バックの相棒) : イアング・サモ
リーズ・カステル(バルタザールの妻)
他
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バルタザールを演じているトメル・シスレーという俳優さんは勿論初めてお目に掛かったのですが、
やや濃いめのルックス。 西ドイツ出身で俳優でありながらコメディアンとしても、又脚本や監督も
手掛けるという多才なお方の様です。現在はフランスで活躍中とのことですが、フランス語、ドイツ語、
英語、ヘブライ語を操る国際派とのとです。
主人公のバルタザールは超優秀な法医学、病理学者で事件の被害者の声なき叫びを聞き取り、事件
の手掛かりを探し出していきます。
優秀であるがゆえに傲慢で、軽口ばかりで相手を辟易とさせる、セクシーで手あたり次第に女性に手
を出す。
そんなバルタザールと捜査を共にするのは”笑わない”と言われる刑事バック。
彼女は仕事にのめり込むあまり家庭での時間を犠牲にしがち。その為優しい夫も浮気をしている様だし、
ハイティーンの娘、息子も手に余る状態で私生活には悩みを抱えている。
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警察の捜査とは別の切り口で独自の洞察力で真実を追求するバルタザールですが、時折垣間見える
憂い、自宅で孤独の影。 その原因は12年前に妻を殺害された悲しい過去を引きずっている為でした。
タトゥーアーティストであった妻を殺害した犯人とされる男は監獄に入れられているものの、他の事件
の犠牲者の親指に妻と同じタトゥーがあった事から、真犯人は別の人物であり、シリアルキラーであろ
うと推理するバルタザールは、他の事件の捜査を手伝いながらこの真犯人を追い続ける。
又、バルタザールは死者と会話する事が出来、このシチュエーションは『刑事リバー』と似ていると感じ
るものの、彼の場合は被害者を検死解剖しながら、解剖台に横たわる本人が生前の姿で横に立ち彼と会話
する。というなかなかシュールなシーンとなっています。
又自宅には やは今は亡き妻が居り(見えていて)、料理したり、食事したりしながら2人で会話しながら
も事件の真相を探り出そうとしています。
常に妻の姿を見、会話をするバルタザールの哀しみと孤独を感じさせられます。
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周囲の人々とオチャラケた会話をするプレイボーイと私生活の姿の陰影が色濃く、この点も魅力
を感じさせられます。
はじめは傲慢さ、自由奔放な姿を見せるバルタザールに辟易としていたバック警部も 警察捜査とは
異なる視点、鋭い洞察力で事件に迫るバルタザールに対する見方が変化していき、良いチームとして
行動する様になります。
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そんなバルタザールとバックの緩衝役の様な立場にいる バックの相棒であるジェローム・サルガドが
なかなか良い味を出していて 結構お気に入りになりました。
一話完結の形をとっていますが、その根底にはエレーヌを殺害したシリアルキラーの存在を探し続ける
というテーマがある様です。
又、次第に理解し合うバルタザールとバックの関係も何やら・・・・の感じもあり。
それにしても、このバルタザールさん、やたらにシャツを脱いで上半身露わにするシーンが多いですわねぇ。
自分でも言っている様にお見事な胸筋ではありますが・・・。
それと、もう一つ気になったのが バルタザールの車。
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車高が低くて凄く窮屈そうに運転しているのがチョット笑えるけど、あまり車に詳しくないので
車種が良く分からない。
少しばかり調べてみたら、ルノーのアルパイン クーペという説と、ロールスロイスのファントム
クーペという説がありますね。 う~ん、良く分からんです。
兎に角、思わぬ拾い物(?)で楽しめたドラマですので、シーズン2の放送も期待したい所ではあります。
なるべく早くお願い致します。
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S1 : 6エピソード(2018年)
S2 : 10エピソード(2019年)
先日『法医学ミステリー特集』で ご紹介したフランスの法医学ミステリードラマです。
2018年シーズン1が視聴率トップ10にランクインされ、2019年にはシーズン2(10エピソード)も
放送され、既にシーズン3の製作も決まっている様です。
そんな人気ドラマの初放送とのことで、日頃あまりフランスミステリーに馴染みがないながら、何と
なく観始めましたら これが予想外に(?)面白いドラマで全エピソード観終わりました。
シーズン1 エピソード;
E1: 『血と肉』
E2: 『死刑執行人』
E3: 『真っ逆さま』
E4: 『ソウルメイト』
E5: 『バラバラになった人生』
E6: 『行方不明の女性たち』
フランスの俳優さんは全くという程知りませんでしたが、一応キャストを
ラファエル・バルタザール(優秀な法医学者) : トメル・シスレー
エレーヌ・バック(女性警部) ; エレーヌ・ドゥ・フジェロール
ジェローム・デルガド(バックの相棒) : イアング・サモ
リーズ・カステル(バルタザールの妻)
他
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バルタザールを演じているトメル・シスレーという俳優さんは勿論初めてお目に掛かったのですが、
やや濃いめのルックス。 西ドイツ出身で俳優でありながらコメディアンとしても、又脚本や監督も
手掛けるという多才なお方の様です。現在はフランスで活躍中とのことですが、フランス語、ドイツ語、
英語、ヘブライ語を操る国際派とのとです。
主人公のバルタザールは超優秀な法医学、病理学者で事件の被害者の声なき叫びを聞き取り、事件
の手掛かりを探し出していきます。
優秀であるがゆえに傲慢で、軽口ばかりで相手を辟易とさせる、セクシーで手あたり次第に女性に手
を出す。
そんなバルタザールと捜査を共にするのは”笑わない”と言われる刑事バック。
彼女は仕事にのめり込むあまり家庭での時間を犠牲にしがち。その為優しい夫も浮気をしている様だし、
ハイティーンの娘、息子も手に余る状態で私生活には悩みを抱えている。
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警察の捜査とは別の切り口で独自の洞察力で真実を追求するバルタザールですが、時折垣間見える
憂い、自宅で孤独の影。 その原因は12年前に妻を殺害された悲しい過去を引きずっている為でした。
タトゥーアーティストであった妻を殺害した犯人とされる男は監獄に入れられているものの、他の事件
の犠牲者の親指に妻と同じタトゥーがあった事から、真犯人は別の人物であり、シリアルキラーであろ
うと推理するバルタザールは、他の事件の捜査を手伝いながらこの真犯人を追い続ける。
又、バルタザールは死者と会話する事が出来、このシチュエーションは『刑事リバー』と似ていると感じ
るものの、彼の場合は被害者を検死解剖しながら、解剖台に横たわる本人が生前の姿で横に立ち彼と会話
する。というなかなかシュールなシーンとなっています。
又自宅には やは今は亡き妻が居り(見えていて)、料理したり、食事したりしながら2人で会話しながら
も事件の真相を探り出そうとしています。
常に妻の姿を見、会話をするバルタザールの哀しみと孤独を感じさせられます。
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周囲の人々とオチャラケた会話をするプレイボーイと私生活の姿の陰影が色濃く、この点も魅力
を感じさせられます。
はじめは傲慢さ、自由奔放な姿を見せるバルタザールに辟易としていたバック警部も 警察捜査とは
異なる視点、鋭い洞察力で事件に迫るバルタザールに対する見方が変化していき、良いチームとして
行動する様になります。
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そんなバルタザールとバックの緩衝役の様な立場にいる バックの相棒であるジェローム・サルガドが
なかなか良い味を出していて 結構お気に入りになりました。
一話完結の形をとっていますが、その根底にはエレーヌを殺害したシリアルキラーの存在を探し続ける
というテーマがある様です。
又、次第に理解し合うバルタザールとバックの関係も何やら・・・・の感じもあり。
それにしても、このバルタザールさん、やたらにシャツを脱いで上半身露わにするシーンが多いですわねぇ。
自分でも言っている様にお見事な胸筋ではありますが・・・。
それと、もう一つ気になったのが バルタザールの車。
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車高が低くて凄く窮屈そうに運転しているのがチョット笑えるけど、あまり車に詳しくないので
車種が良く分からない。
少しばかり調べてみたら、ルノーのアルパイン クーペという説と、ロールスロイスのファントム
クーペという説がありますね。 う~ん、良く分からんです。
兎に角、思わぬ拾い物(?)で楽しめたドラマですので、シーズン2の放送も期待したい所ではあります。
なるべく早くお願い致します。