The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

クリスマス・シーズンに読みたいミステリ

2024-12-18 | ブックレヴュー&情報
あっと言う間に今年も又このシーズンになりました。

毎年この時期になるとクリスマスに関連するミステリを読みたくなりますね。
過去何度かご紹介してきましたが、今年も再び・・・・。

※ 『サンタクロースの贈り物』クリスマスXミステリーアンソロジー

河出文庫 2021年11月5日発売

【内容概略】
≪クリスマスを舞台にした国内外のミステリー13篇を収めた傑作アンソロジー。ドイル、クリス
ティ、シムノン、E・クイーン……世界の名探偵を1冊で楽しめる最高のクリスマスプレゼント。 ≫

「青いガーネット」コナン・ドイル
「警官と賛美歌」O・ヘンリー
「飛ぶ星」チェスタトン
「クリスマスの悲劇」アガサ・クリスティ
「児童聖歌隊員の証言」ジョルジュ・シムノン
「クリスマスと人形」エラリー・クイーン
「クリスマスに帰る」ジョン・コリア
「死んでもCM」戸板康二
「サンタクロースの贈物」加田伶太郎
「クリスマスイブの出来事」星新一
「メリイ・クリスマス」山川方夫
「マッチ売り」半村良
「最後のクリスマス」筒井康隆

何という贅沢で嬉しい作品でしょう!!
既によく知られた作品や、初めての作品も含め、どの作品も魅力的で この時期にぴったりの贅沢な
内容です。

※ 『ハイランド・クリスマス』 M.C.ビートン

文芸社 2020年11月1日発売

【内容概略】
≪英国で大人気のミステリー、『ヘイミッシュ・マクベス巡査』シリーズの番外編。
本書ではミステリーには必須の残酷な事件や恐ろしい出来事は何一つ起らず、猫が一匹行方不明になり、
クリスマス・ツリーが盗まれるだけ、しかも、ちょっと愉快なオチのついたハッピー・エンディング・
ストーリー。≫

この作品は、以前シリーズ一作目の『ゴシップ屋の死』をご紹介した時に付属(?)でご紹介した作品
です。
あれやこれやにまぎれ未だ読めずにいましたので、是非取り掛かりたいと思っています。
気分転換にも良さそうです。

※ 『聖夜に見つけた奇跡』 ペニー・ジョーダン他

mirabooks 2024年11月13日発売

【内容概略】
≪北風のなかマリアンは赤ん坊を抱え、荒れた屋敷を訪れた。
行き場がない自分を家政婦として雇ってほしいと頼むものの、氷のような瞳の主人は、一夜の滞在しか
許さない。
けれど、彼女には秘めた目的があって―─19世紀英国の名作『旅路の果てに』。
心の離れた夫がいるベネチアで再び愛に巡り会う『恋に落ちたマリア』。
ボストン行き列車で起きた奇跡に涙する『忘れえぬクリスマス』の3篇を収録。 ≫

純白の夜、愛の魔法が舞い降りて―― ペニー・ジョーダンほか、豪華作家陣が贈る珠玉のクリスマス・
アンソロジー!

この作品はミステリのジャンルには入らないのかもしれませんが、いかにもこのシーズンにぴったりの
内容ですので、たまにはこの様な作品も読んでみようかと。



・・・・to be continued です(多分)




(source ; 河出書房、文芸社、ハーパーコリンズ・ジャパン & etc.)