The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:Aug./5(2024)

2024-08-27 | ブックレヴュー&情報
※ 『Zの悲劇 新訳版』エラリー・クイーン

創元推理文庫 2024年9月20日発売予定

【内容概略】
≪Yの悲劇』の事件から十年後。サム警視は市警を退職し、推理の才に恵まれた愛娘ペイシェンス
と私立探偵を開業していた。ある日、調査で滞在中の刑務所のある町で、関係者の悪徳上院議員が
殺害される。現場の書斎には数通の手紙と謎の黒い箱。それは、名探偵ドルリー・レーンの出馬を
必要とするほどの難事件であった──≫
レーン四部作第三弾の傑作本格ミステリ!

恒例のフレーズ(汗)ですが、遥か昔に読んだものの、殆ど覚えていません。
特にドルリー・レーンのシリーズは記憶が飛んでいます。

新訳版での発売はとても良い機会ですので、是非新たな気持ちで読み直そうと楽しみです。

※ 『殺人は夕礼拝の前に』リチャード・コールズ

ハヤカワ・ミステリ 2024年9月4日発売予定

【内容概略】
≪英国の田舎町チャンプトンの司祭ダニエルは悩んでいた。教会のトイレ設置をめぐって住民が
真っ二つに割れてしまったのだ。そんななか裕福な地元の名士が夜の教会で殺された。住民をま
とめあげ、犯人を突き止めるには司祭が適任だ。狡猾な犯人にダニエルが挑む。≫

”全英図書賞 犯罪・スリラー部門ノミネート。英国国教会の現役司祭による注目作 ”

だそうです。

聖職者が探偵役・・・という設定は他にも色々ありましたが、今作は作者自身が英国国教会の現
役司祭とのこと。
当然ながら初読みの作家さんです。

※ 『豪華客船オリンピック号の殺人』エリカ・ルース・ノイバウアー

創元推理文庫 2024年9月20日発売予定

【内容概略】
≪実は英国政府の情報員(エージエント)であるレドヴァースの依頼で、夫婦のふりをして豪華
客船オリンピック号に乗りこんだジェーン。目的はドイツのスパイを捜しだすことだ。船が出航
した日の夕方、ある乗客の女性が、新婚の夫が消えてしまったと騒ぎはじめた。船長はとりあお
うとしなかったが、ジェーンは女性の主張を信じて調査を始める。≫

好評アガサ賞最優秀作品の三作目です。
既刊2作品は以前ご紹介しましたように、
『メナハウス・ホテルの殺人』
『ウェッジフィールド館の殺人』

と、
一作目はエジプト、カイロの伝統ある有名ホテル、二作目は英国の領主屋敷が舞台になっていま
した。
新作三作目は豪華客船が舞台のようで、再びジェーンが活躍(?)することになるのでしょう。





(source : 創元社、ハヤカワ & etc.)








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