The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:Aug./4(2024)

2024-08-21 | ブックレヴュー&情報
※ 『日本扇の謎』有栖川有栖

講談社ノベルス 2024年8月7日発売

国名シリーズ30周年記念の愛蔵版カバーはコチラ



【内容概略】
≪舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の
身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつ
り、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が
向けられるが……。
動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す! ≫

久しぶりの有栖川作品です。
有栖川さんの作品はミステリとして安定しているのは勿論ですし、文章がきれいなので好きです。

※ 『喪服の似合う少女』 陸秋槎

ハヤカワ・ミステリ 2024年8月5日発売

【内容概略】
≪女性私立探偵・劉雅弦の元へやってきた女学生・葛令儀。彼女は劉に、友人の岑樹萱を見つけ
てほしいと依頼する。劉は調査を始めるが、岑樹萱を深く知っている者は、一人もいなかった。
さらに劉は調査の中で死体を見つけ、殺人容疑で警察に逮捕されてしまう…… ≫

”ロス・マクドナルドに捧げる、華文ミステリの俊英による本格ハードボイルド ”

とあります。

この数年華文ミステリが随分増えてきました。
なんとなくとっつきにくかったのですが、ボチボチ読み始めています。
名前が覚えにくいのが難点で・・・・。

※ 『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』下村敦史

幻冬舎 2024年8月7日発売

【内容概略】
≪「私が犯人です!」「俺が犯人だ!」、全員犯人です!
社長室で社長が殺された。それに「関わる」メンバーが7人ある廃墟に集められる。未亡人、記者、
社員2人、運転手、清掃員、被害者遺族ーー。やがて密室のスピーカーからある音声が流れる。
「社長を殺した犯人だけ生きて帰してやる」。犯人以外は全員毒ガスで殺す、と脅され、7人は命を
かけた自供合戦を繰り広げるがーー。 ≫

多重推理しかも密室しかもデスゲームだけど……
下村ミステリはフツーじゃ終わらない!

とあります。

タイトルだけでもかなり目を引く作品ですが、今作は又大変な内容になっている様ですね。





(source : 講談社、ハヤカワ、幻冬舎 & etc.)




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