”GAMBIT”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/18/a6d42192a79b7149a1b09a24fcdd8125.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/13/cd63c5dc027cb4b2c85447220ca1f7f4.jpg)
1966年の映画『泥棒貴族』(シャーリー・マクレイン、マイケル・ケイン主演)のリメイク作品ですが、
詐欺を企てる男の物語 という以外は殆んど新しい設定で生まれ変わらせたのは 脚本を担当したコー
エン兄弟。
印象派の巨匠モネの名作「積みわら」シリーズを題材に、アート界を巻き込んだ、これまでにないエレ
ガントでユーモラスなコメディー、と評されています。
因みに、原題の”Gambit” とは、チェス等で使われる言葉で 優位に立つための策。序盤の仕掛け。
といった様な意味を持つ言葉です。
監督:マイケル・ホフマン
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:
ハリー・ディーン:コリン・ファース
シャバンダー:アラン・リックマン
PJブズナウスキーー:キャメロン・ディアス
ネルソン少佐;トム・コートネイ
マーティン・ザイデンベイバー:スタンリー・トゥイッチ
他
何と言っても、コリン・ファースのコメディーと聞けば逃すわけにはいきません。
概略は、
英国の美術鑑定士ハリーは、消息不明のモネの代表作「つみ藁」の贋作を使った詐欺を企てる。
完璧な贋作はネルソン少佐の受け持ち、又テキサスのカウガールであるPJを持ち主に仕立て上
げ、億万長者であるシャバンダーから15億円を奪い取ろうとする計画。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/74/6dffb6d261f5be4547c1c9421c110797.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/04/ce91756cb8e22e628e9116ed26e1d25c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/8c/952c22a204945c2af3632f7467c676a7.jpg)
英国紳士然として自信たっぷりに計画を実行しようとするも ことごとく裏目に出て躓くハリー。
殴られ青タンを作ったり、サヴォイ・ホテルの明朝の壺を頂戴しようとして逃げる途中ズボンが
脱げても何気ない雰囲気でサヴォイの中を歩く・・・等々 コリン様散々なんですが、それでも
英国紳士然としてます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/bb/cc8883879d44fb145fde8e42d138b11a.jpg)
自由奔放で天然のテキサスガールPJが意外な機転を利かせ、予想外の展開を繰り広げる。
ジャバンダーが別の鑑定士(ザイデンベイバー)を呼んだ事で、ハリーの計画は予期せぬ方向に
向かってしまう。
最後には思いがけない大逆転もあり、ハリーは懲りずに又もや次の計画を・・・・
相手は某国の現大統領(この作品の時点では大統領ではなく、大富豪として)。
オープニングクレジットはアニメ化されていて、昔の(大昔?)「ピンク・パンサー」を思い
出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ad/a1756c5480aacd263e5dfe618a20eac0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a1/c2f82e94fc4d930a2bc2796c5f3fe555.jpg)
一歩間違えると単なるドタバタコメディーになってしまいそうな展開ですが、そこはコーエン
兄弟が描くスタイリッシュな世界観と豪華で確かな出演者で 大爆笑ではないけれど、そこここ
にクスッとしたり、ニヤリとするエレガントでユーモラスなコメディーになっています。
何てったって、出演者が贅沢です。(特に、コリン・ファースがね←又言ってる)
故アラン・リックマンもヌードまで披露していますが、兎に角流石の存在感ではまり役です。
ただ、日本人ビジネスマングループの描き方がステレオタイプでチョット・・・なのですが、
これはまぁそんなもんか・・・の感じで。
あまり芳しくない評価も一部にはあった様ですが、個人的には楽しめるエンターテインメント
になっていると感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/18/a6d42192a79b7149a1b09a24fcdd8125.jpg)
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1966年の映画『泥棒貴族』(シャーリー・マクレイン、マイケル・ケイン主演)のリメイク作品ですが、
詐欺を企てる男の物語 という以外は殆んど新しい設定で生まれ変わらせたのは 脚本を担当したコー
エン兄弟。
印象派の巨匠モネの名作「積みわら」シリーズを題材に、アート界を巻き込んだ、これまでにないエレ
ガントでユーモラスなコメディー、と評されています。
因みに、原題の”Gambit” とは、チェス等で使われる言葉で 優位に立つための策。序盤の仕掛け。
といった様な意味を持つ言葉です。
監督:マイケル・ホフマン
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:
ハリー・ディーン:コリン・ファース
シャバンダー:アラン・リックマン
PJブズナウスキーー:キャメロン・ディアス
ネルソン少佐;トム・コートネイ
マーティン・ザイデンベイバー:スタンリー・トゥイッチ
他
何と言っても、コリン・ファースのコメディーと聞けば逃すわけにはいきません。
概略は、
英国の美術鑑定士ハリーは、消息不明のモネの代表作「つみ藁」の贋作を使った詐欺を企てる。
完璧な贋作はネルソン少佐の受け持ち、又テキサスのカウガールであるPJを持ち主に仕立て上
げ、億万長者であるシャバンダーから15億円を奪い取ろうとする計画。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/74/6dffb6d261f5be4547c1c9421c110797.jpg)
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英国紳士然として自信たっぷりに計画を実行しようとするも ことごとく裏目に出て躓くハリー。
殴られ青タンを作ったり、サヴォイ・ホテルの明朝の壺を頂戴しようとして逃げる途中ズボンが
脱げても何気ない雰囲気でサヴォイの中を歩く・・・等々 コリン様散々なんですが、それでも
英国紳士然としてます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/bb/cc8883879d44fb145fde8e42d138b11a.jpg)
自由奔放で天然のテキサスガールPJが意外な機転を利かせ、予想外の展開を繰り広げる。
ジャバンダーが別の鑑定士(ザイデンベイバー)を呼んだ事で、ハリーの計画は予期せぬ方向に
向かってしまう。
最後には思いがけない大逆転もあり、ハリーは懲りずに又もや次の計画を・・・・
相手は某国の現大統領(この作品の時点では大統領ではなく、大富豪として)。
オープニングクレジットはアニメ化されていて、昔の(大昔?)「ピンク・パンサー」を思い
出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ad/a1756c5480aacd263e5dfe618a20eac0.jpg)
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一歩間違えると単なるドタバタコメディーになってしまいそうな展開ですが、そこはコーエン
兄弟が描くスタイリッシュな世界観と豪華で確かな出演者で 大爆笑ではないけれど、そこここ
にクスッとしたり、ニヤリとするエレガントでユーモラスなコメディーになっています。
何てったって、出演者が贅沢です。(特に、コリン・ファースがね←又言ってる)
故アラン・リックマンもヌードまで披露していますが、兎に角流石の存在感ではまり役です。
ただ、日本人ビジネスマングループの描き方がステレオタイプでチョット・・・なのですが、
これはまぁそんなもんか・・・の感じで。
あまり芳しくない評価も一部にはあった様ですが、個人的には楽しめるエンターテインメント
になっていると感じます。
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