”Foyle’s War”
ITV
久々の『刑事フォイル』の話題です。
アンソニー・ホロヴィッツと言えば、何と言っても先ず思い付くのが『刑事フォイル』”Foyle’s War”
だったのですが、このところアンソニー・ホロヴィッツ関連の小説を取り上げる事が何度かあり、又、
『カササギ殺人事件』のドラマ化情報も書いたばかりでした。
何となく『刑事フォイル』を思い出していたそんな折も折、本当に久し振りの『刑事フォイル』再放
送の情報が出ました。
AXNミステリーにて、
3月19日(土)6:00am スタート(3日間連続で全エピソード放送との事)
数年前迄、何度となく繰り返し再放送をしていたので、その都度ひつこく見直していたものの、この
数年は放送がありませんでしたね。
私が最初にこのドラマを観たのは随分前(多分10年以上前?)で、何気なく観始めて以来のめり込み
ました。
過去何度か触れてきましたが、最後に書いた記事から6年以上経っていました。
そんな事もあり、再放送を前に少しおさらいをしておこうと思います。
このドラマは、大人気であった『主任警部モース』の終了と共に、その次の番組としてITVの製作により、
アンソニー・ホロヴィッツの脚本で2002年放送開始されたドラマです。
S1(2002年): 4エピソード
S2(2003年): 4 エピソード
S3(2004年): 4エピソード
S4(2006年): 2エピソード
S5(2007年): 2エピソード
S6(2008年): 3エピソード
S7(2010年): 3エピソード
S8(2013年): 3エピソード
S9(2015年): 3エピソード
エピソードリストはコチラをご参照下さい
概略は、
第二次世界大戦中のイギリス南部ヘイスティングスで、警視正フォイルが戦時中の混乱状態に起きる
事件を解決していきます。
温厚ではあるが、人一倍強い正義感を持ち、頑固でもあるフォイルが犯罪に立ち向かう姿を描いています。
第二次世界大戦に徐々に巻き込まれていく初期からの戦史を織り込みながら、時代に翻弄される市政の
人々の生活や、その中で起きる事件を断固として警察官の誇りを持って忠実に職務をこなす、正に”Foyle’s
War” フォイルにとっての戦いなのです。
キャストは、
製作総指揮:ジル・グリーン
監督:ジェレミー・シルバーストン
脚本:アンソニー・ホロヴィッツ
出演:
クリストファー・フォイル(ヘイスティングス署の警視正):マイケル・キッチン
サマンサ”サム”・スチュワート(フォイルの運転手):ハニーサックル・スチュワート
ポール・ミルナー(ヘイスティングス署の巡査部長):アンソニー・ハウウェル
アンドリュー・フォイル(フォイルの息子):ジュリアン・オヴェンテン
他
エピソード毎に贅沢なゲスト出演もあります。
(ゲストのほんの一部だけストはエピソードリストにも書きました。但し個人的な好みで偏っています)
何と言っても、マイケル・キッチンが素晴らしく、これだけでも見る価値ありと思いますが、チームとな
るサムがこの時代には珍しく行動的で物怖じせず健気な姿が緩衝材となっています。
又、真面目で物静かではあるが頼りになるミルナーと、それぞれが戦時下困難や悩みを抱えながら事件に
取り組む姿を描いていて、兎に角流石アンソニー・ホロヴィッツの脚本だと納得させられる内容となって
いると感じます。
兎に角、これぞ ”ザ・英国ドラマ”と感じる、何度もじっくり観直したくなるドラマだと思います。
ところで、
マイケル・キッチンがとても素敵なのですが、『主任警部モース』で偶然若かりし頃の(髪の毛ある)姿
の出演に気づきました。 役柄のせいもあるのでしょうが、何となく胡散臭い、悪の感じでした。フォイ
ルの頃が断然素敵です(髪の毛無くても←暴言、又言ってる)
又、ハニーサックル・スチュワートも『ポアロ』や『ルイス警部』等にも出演しています。
そう言えば、以前拙記事にも書きました、『メインテーマは殺人』の作品冒頭で、自らも登場人物でもあ
るアンソニー・ホロヴィッツが『刑事フォイル』の製作に関して語っています。
街中での撮影の難しさ、主演のマイケル・キッチンから台本に関して多くの注文があり 台本が付箋だら
けだった云々。
マイケル・キッチンだからこそなのでしょうが、脚本家に主演俳優がダメ出しするのかとチョット驚いた
もんです。(ホロヴィッツさんのぼやきが・・・?)。
一方共演者である、サムのハニーサックルはお気に入りの様でしたね。
アンソニー・ホロヴィッツは、これも過去何度も書きました様に、
『名探偵ポアロ』、『バーナビー警部』他長年人気長寿ドラマの脚本も手掛け、又小説家としても多くの
ベストセラーを生み出しています(これも過去記事に取り上げました)。
何時か改めて作品を纏めてみようと思っています。
ITV
久々の『刑事フォイル』の話題です。
アンソニー・ホロヴィッツと言えば、何と言っても先ず思い付くのが『刑事フォイル』”Foyle’s War”
だったのですが、このところアンソニー・ホロヴィッツ関連の小説を取り上げる事が何度かあり、又、
『カササギ殺人事件』のドラマ化情報も書いたばかりでした。
何となく『刑事フォイル』を思い出していたそんな折も折、本当に久し振りの『刑事フォイル』再放
送の情報が出ました。
AXNミステリーにて、
3月19日(土)6:00am スタート(3日間連続で全エピソード放送との事)
数年前迄、何度となく繰り返し再放送をしていたので、その都度ひつこく見直していたものの、この
数年は放送がありませんでしたね。
私が最初にこのドラマを観たのは随分前(多分10年以上前?)で、何気なく観始めて以来のめり込み
ました。
過去何度か触れてきましたが、最後に書いた記事から6年以上経っていました。
そんな事もあり、再放送を前に少しおさらいをしておこうと思います。
このドラマは、大人気であった『主任警部モース』の終了と共に、その次の番組としてITVの製作により、
アンソニー・ホロヴィッツの脚本で2002年放送開始されたドラマです。
S1(2002年): 4エピソード
S2(2003年): 4 エピソード
S3(2004年): 4エピソード
S4(2006年): 2エピソード
S5(2007年): 2エピソード
S6(2008年): 3エピソード
S7(2010年): 3エピソード
S8(2013年): 3エピソード
S9(2015年): 3エピソード
エピソードリストはコチラをご参照下さい
概略は、
第二次世界大戦中のイギリス南部ヘイスティングスで、警視正フォイルが戦時中の混乱状態に起きる
事件を解決していきます。
温厚ではあるが、人一倍強い正義感を持ち、頑固でもあるフォイルが犯罪に立ち向かう姿を描いています。
第二次世界大戦に徐々に巻き込まれていく初期からの戦史を織り込みながら、時代に翻弄される市政の
人々の生活や、その中で起きる事件を断固として警察官の誇りを持って忠実に職務をこなす、正に”Foyle’s
War” フォイルにとっての戦いなのです。
キャストは、
製作総指揮:ジル・グリーン
監督:ジェレミー・シルバーストン
脚本:アンソニー・ホロヴィッツ
出演:
クリストファー・フォイル(ヘイスティングス署の警視正):マイケル・キッチン
サマンサ”サム”・スチュワート(フォイルの運転手):ハニーサックル・スチュワート
ポール・ミルナー(ヘイスティングス署の巡査部長):アンソニー・ハウウェル
アンドリュー・フォイル(フォイルの息子):ジュリアン・オヴェンテン
他
エピソード毎に贅沢なゲスト出演もあります。
(ゲストのほんの一部だけストはエピソードリストにも書きました。但し個人的な好みで偏っています)
何と言っても、マイケル・キッチンが素晴らしく、これだけでも見る価値ありと思いますが、チームとな
るサムがこの時代には珍しく行動的で物怖じせず健気な姿が緩衝材となっています。
又、真面目で物静かではあるが頼りになるミルナーと、それぞれが戦時下困難や悩みを抱えながら事件に
取り組む姿を描いていて、兎に角流石アンソニー・ホロヴィッツの脚本だと納得させられる内容となって
いると感じます。
兎に角、これぞ ”ザ・英国ドラマ”と感じる、何度もじっくり観直したくなるドラマだと思います。
ところで、
マイケル・キッチンがとても素敵なのですが、『主任警部モース』で偶然若かりし頃の(髪の毛ある)姿
の出演に気づきました。 役柄のせいもあるのでしょうが、何となく胡散臭い、悪の感じでした。フォイ
ルの頃が断然素敵です(髪の毛無くても←暴言、又言ってる)
又、ハニーサックル・スチュワートも『ポアロ』や『ルイス警部』等にも出演しています。
そう言えば、以前拙記事にも書きました、『メインテーマは殺人』の作品冒頭で、自らも登場人物でもあ
るアンソニー・ホロヴィッツが『刑事フォイル』の製作に関して語っています。
街中での撮影の難しさ、主演のマイケル・キッチンから台本に関して多くの注文があり 台本が付箋だら
けだった云々。
マイケル・キッチンだからこそなのでしょうが、脚本家に主演俳優がダメ出しするのかとチョット驚いた
もんです。(ホロヴィッツさんのぼやきが・・・?)。
一方共演者である、サムのハニーサックルはお気に入りの様でしたね。
アンソニー・ホロヴィッツは、これも過去何度も書きました様に、
『名探偵ポアロ』、『バーナビー警部』他長年人気長寿ドラマの脚本も手掛け、又小説家としても多くの
ベストセラーを生み出しています(これも過去記事に取り上げました)。
何時か改めて作品を纏めてみようと思っています。
はじめまして。
やはり英国ドラマがお好きですか? 仰る通り、英国の俳優さんは味があるといいますか、ベテランも多く
演技も間違いなく素晴らしいし 安心して観ていられますね。 その上脚本もしっかりしているし・・・。と、英
国ドラマ好きは語りだすと止まりません。 特に『刑事フォイル』は渋いですねぇ。
私も基本的には英国ドラマ一辺倒なので これからもその路線(プラス、時々その他外国ドラマも)で行くつ
もりです。
もし宜しければこれからもお付き合い下さいね。
コメント有難うございました。
刑事フォイル&バーナビー警部を観ていたらイギリスに帰ってこようと思っています(^_^)(^_^)
仰る通り、”フォイルは渋い” ですねぇ。 何と、青い帽子をお買いになったと! 素敵ですねぇ。
戦時下の混乱の中、事件解決の為正義を貫くフォイルの固い信念を感じられるストーリーが素晴らしいと
思います。
美男美女が出演している訳でもなく(暴言)、地味とも言えるこの様なドラマがお好きな方が多い事に驚くと
同時に、我が事の様に嬉しいです。
マイケル・キッチン本当に渋くて素敵です。
この着こなしをマネしたいと、青い帽子をわざわざ買いました(笑)。
そしてフォイルは重い‼️
戦争で何千人も死んでいる時代に、ひとりふたりの殺人事件を解明して何になるのか❔
チャップリンが看破したように『ひとり殺せば殺人者、百人殺せば英雄だ(殺人狂時代)』にあえて挑戦し正義を貫くことがいかに難しいことかを説くこのドラマ大好きです。
さらにフォイルは難しい‼️
種明かしがされるまで、決して犯人を当てることができませんでした。
本当に久々のフォイルです。
どのエピソードも印象深いんですが、タマネギの件覚えていますよ。サムの言葉で戦争中の食料不足の
状況が良く分かりますね。 戦時下国民が懸命に生きている姿が感慨深いです。
内容が濃い分じっくり構えて観なければならないから、確かに少し疲れる部分もありますが、見応えありま
すね。
ハサウェイ=ローレンス、若かった。 テナントさんも若かった、皆若かった・・・・。