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負けました。

2006-07-18 09:50:43 | 野球
 鳳鳴高校野球部、残念ながら負けてしまいました。
 チャンスをつかむことなく5回コールドで負けてしまった。

 このチームで能代とは過去2回対戦して2回とも負けてはいるが、力の差はそんなに開いてる感じはなかった。それなのに・・・・。

 やはり高校野球の怖さだろう。流れが相手に一度傾いたものを引き戻すためのプレーやきっかけをつかめず、逆に相手をのせてしまうミスが出てしまうとこうなってしまう。

 一町田キャプテンを中心としたチームがこれで終わってしまった。
 
 今年のメンバーは古豪鳳鳴野球部の中でも弱いチームではなかったと私は思う。3年生を中心に「走・攻・守」揃った選手が多く、一年からレギュラーだった者も数名いた。ただ、残念だったのは柱となるエースの存在が夏ぎりぎりまで確定しなかったことだろう。夏は特に力もさることながら精神的な力が勝敗を左右する場合が多い。暑い中で秋・春とは違い連戦を余儀なくされ選手の疲労度は計り知れないものがある。

 絶対勝つのが当然だが、「このピッチャーだったら安心して守れる」といった精神的に余裕を感じられる投手が早い時期から確定しなかったのが悔やまれる。他の有力校のエースが1,2年の時から夏の経験をしているように。

 しかし、心から工藤君の復活劇には感動した。制球難を克服しみごとエースナンバーをつかみ取った努力には敬意を表したい。ただ残念だったのは努力の成果を最後の夏に彼がマウンドに立つ姿を見れなかったことだ。

 
 私自身も高校球児として夏の大会を経験して、高校野球の夏の大会は独特、そして特別なものだと認識していた。
 息子が最後の大会にいい結果を残せるように、いままで小・中・高と技術的なことや考え方を口すっぱく言ってきた。そう、この最後の夏の為だけに。

 今までよく野球バカの親父のいうことを聞いてくれたと本当に思う。彼はこれからも野球を大学以降も続けるだろうが、これからは私は今までとは違ったかたちで彼の野球のプレーを見ることになると思う。まずは本当にお疲れさんといいたい。しばらくは野球のことを忘れて受験勉強に励んでください。