分析しよう。

　昨日までぐずついた天気が続きましたが、今日は夏の天気に戻りました。

　明日から会社はお盆休暇に入ります。

　休暇の間に書類の整理や庶務を行えればいいなと思っています。（同級会や飲み会などが入っていますが）


　さて、話は変わって今週秋田市に行って研修を受けてきました。

　タイトルは
【全国展開ビルダー進撃の秘密を徹底研究迎え撃つ地域工務店の戦略】


　住宅性能保証制度協議会主催のセミナーだったのですが、秋田県内から約１００名ほどの方が受講しに来てました。

　もちろん、全国展開ビルダーとは「○○ホーム」のことだ。

　資料の中にはよく数値を調べており、分析には説得力があった。

　講演を総括してみると、結局「同じ土俵に立つな」ということである。

　つまり、安い住宅は勝てないので、品質やデザイン、プランで勝負しろとのことだ。

　オーダーといいながら、少し規格から外れると急激に高くなるらしい。「坪単価27.8万円（寒冷地仕様）」は屋内外設備工事や屋外電気工事などが含まれていないので、だまっても40万円くらいにはなるらしいが。

　それから、吹き抜けや下屋の面積が増えるとすぐ値段に撥ね返るらしい。

　いいところは吸収しようと思うが、我々の特徴をさらに延ばせば大手といえども怖くないと感じた。

　お施主様と丁寧な話し合いを行い、希望を適えられるように専門家の目から見て適切なプランを提案する。そして、立てられた後もアフターフォローを永いお付き合いの中で行っていく。それが地元密着型の工務店のあり方だと感じることが出来た。

　住宅に関していえば、工業生産とは違い、一人一人の職人のなせる技によって出来が左右されることが多い。

　○○ホームとは別の土俵でお客様に喜ばれる仕事をしたいと考えています。