その後

　先週に書き綴ったが、今回の豪雨により被害を受けた地域に昨日訪ねてみた。

　弊社に長く勤めていただいている大工さんの状況を把握するためだ。

　場所は合川増沢地区、夕方６時くらいになったが、まだ作業所で片付けの仕事をしていた。

　今回の大雨で農作業の機械はほとんど動かず、そして大工道具は大半が故障してしまったらしい。

　のこぎり、ノミは錆びて手入れが必要。

　木材は処分する予定だという。


　お家の方はやっと２，３日前から水が使えるようになって生活が楽になったという。

　しかし、きちんと排出したつもりの床下の泥からか、悪臭が家の中全体からしてくるという。

　まだまだ、元通りの生活には程遠いようだ。


　話しを聞いていると、疲れが溜まっている感じが雰囲気から伝わってくる。

　無理をして体を壊さなければいいのだが。


　その中で、地元の高校生や全国からのボランティアの方々のお手伝いが非常にありがたいと言っていた。

　ニュースを見ているといろんな残虐な事件が多い中、このように心温まる支援をしてくれる多数の人がいるということは、
「世の中もまだまだ捨てたもんじゃないな。」と思う。

　被災地の方々、ボランティアの皆さん。

　がんばってください。