若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

ショッピング = ストレス解消!

2008-03-20 11:43:11 | その他
すっごい忙しい時期には、家事も適当になり、荒れた部屋にイライラがつのります。そんな時衝動的に
「ショッピング行ってくる!!!」
と、私が出掛ける先は、大きなドラッグストア。
隅から隅まで時間をかけて見て周り、別に今日買う必要の無いモノ(ティッシュの買い置きとか、スパゲッティの買い置きとか、シャンプーの買い置きとか、そういう様々な買い置き)を細々と買うと、
「買ったー」
という満足感で、ストレスが解消されるのです(その時間を使って家事をしたら?と突っ込まれそう)。

昨日一昨日と、連続して佐野のアウトレットに行ってきました。
車で30分のところにアウトレットがあるというのは便利なもので、私はよく利用しています。特に平日の夜はガラガラだし、駐車場も難しくない場所にすっと停められるので、良いです。

一昨日は、お友達のベビー誕生お祝いを、昨日は昔の上司の新築祝いや実家の新築祝い、親戚にお線香をあげにいく際のお土産などを買いました。みんな私の手元には残らないものばかり。それでも、吟味して決心して買い物をすると、なんだか「やり遂げた感」があり、気分がいいのです。

……と言いつつ、実は自分にも買ってしまった……

新しいダイニングテーブルになったしぃ、ずっと昔から欲しかったしぃ、お店のお客様に使うしぃ、もうすぐ自分のお誕生日だしぃ、と自分に言い訳しつつ、とってもステキな日本茶碗セットを買っちゃった!昨日から目につく場所に置いて、愛でております。うへへ。

小さな勇気

2008-03-19 18:10:38 | その他
銀行まで歩いていく途中(駐車場が狭くて、車で行かれない銀行)。

キレイな金髪や、とても太く縫い直してある制服で、何やら困った様子でウロウロしている学生3人組がいました。

銀行での用事を済ませての帰り道。

今度は、道路脇に貼ってある簡易住宅地図を見て、3人で
「ねーんじゃねん」(訳:無いのではないか)
と話し合っています。

一度は追い越しましたが、勇気を持って振り返り、キレイな金髪の彼に
「何か、探してるの?」
と聞いてみました。
「制服売ってる店、探してるんす。」
「制服?……足利デパート?」
(注:足利デパートというのは、地元では有名な制服を作ってくれるお店です)
「いや……。そういうんじゃなくて、違反の制服を売ってる店なんすよ。」

「あ、○○○だね。それはね……」
とお店を教えてあげました。そのお店はなんと20年以上前に私たちが学生だった頃から違反制服を扱っている老舗なのです。

3人声を合わせて
「ありがとーございました!!」

うーん。さわやか。イイ気分。ちょっとの勇気でイイコトした気分満点!

ダイニングテーブル

2008-03-18 13:09:36 | その他
思いがけず、新しい家具が我が家にやってきました。それは、大きなダイニングテーブル。漆黒に輝くそれは、今まで『なんにもないね、この部屋』といわれていたウチのリビングルームを急に、リビングっぽくしてくれました。しかも、黒だから、妙に高級っぽい。

というのも、大きなテーブルを欲しいなーと思っていたのですが、私は大きな買い物無精者。ビビってしまって、結局買わないことが多いので、新築して2年弱、未だに靴箱を買っていない始末(いい加減にしろ、と実家の母があきれている)。

そんな中、何もない我が家のリビングが先日役に立ちました。テーブルを傷つけないように敷くマットの撮影で、お部屋の中での自然なカットが必要との話になり、撮影小道具として持ち込まれたそのダイニングテーブルがスタジオから我が家のリビングルームに運ばれた訳です。撮影は無事終了。クライアントさんが、「持って帰るのが大変」という理由で、「買わない?安くしとくけど。」と実際の値段の半額以下の値段を提示してくださったのです。正直、黒の家具を買うつもりは全くなかったのですが、コレも何かの縁かしらん、と大蔵大臣(つまり私)の許可がおり、無事購入となりました。

今までは小さいテーブルでせせこましく生活していたので、急にどどーーんと大きなテーブルになり、「いやー、これからはワインなどが似合うお料理をしなくちゃあならんな」と思ったのですが、その日のメニューは既に決まっていたので、予定通りゴージャステーブルのデビューメニューは『しょうが焼き』でした。なんだか、しょうが焼きが恥ずかしそうにしていました……。

さあ、これからは大勢で『たこ焼きパーティ』ができるぞ!




さぁ、カルメンだ!

2008-03-17 18:27:41 | その他
足利市民合唱団という合唱団に入っています。この合唱団で、私は歌を歌っているだけではありません。色々な挑戦をします、ホントに。

2年前は自らスカートをめくってお尻を出すダンス、1年前は、おじさまにお尻を触られて「きゃー」と叫び、ビンタする役、そして今年はフラメンコダンサーになることになりました。

新しい経験をするというのは、いつでもどこでも楽しいものです、が、同時に勇気がいるものです。私は『合唱団に入る』という小さな勇気を持っただけで、その後、なし崩し的に新しい経験しまくりです。初めてのメンバーでカラオケボックスに行くだけで、緊張でお腹がフルフルしてしまう私にしては、かなりの大ジャンプをし続けているような気がします(元来元気な人間なのですが、意外に小心者だったりする)。

しかし、昨日ダンスの先生に、「とりあえず今夜から腹筋20回と腕立て伏せ10回ね」と言われた私たち。根がマジメな私は早速取り組みましたが、今、早速筋肉痛です。あれ……大丈夫か、自分!

6月8日の本番には、私が大丈夫だったのか否かを、どうぞその目で確かめに、足利市民プラザまでお越しください(モチロン、そんなコトはほんの些細なコトであり、素晴らしい音楽の舞台が繰り広げられる!!予定です)。

宇宙飛行士

2008-03-16 10:13:35 | その他
土井さんの宇宙ニュースが楽しいです。「宇宙」というだけで何となく、わくわくさせられるのは、どうしてでしょう?まだ見たことも行ったこともない場所なんて地球上に(日本にだって)いくらだってあるのに。

宇宙ステーションにドッキングした時に、中からお出迎えの人が出てきて、「あー、宇宙に住んでいる人がいるんだよなぁ」と一応知ってはいても、驚きました。

昔、窓から富士山がドドーンと見えるアパートに暮らしていたことがありましたが、晴天の日には『キレイだなー』と思い、初冠雪の日には、『おぉ』と感動したものです。やはり、宇宙ステーションの人たちも『おぉ、今日も地球は青い』と感動しっ放しなのかな(ちなみに、宇宙ステーションから毎日地球が確認できているのかどうか、私は知りません)。

また、宇宙での作業というか仕事というか任務というか、って、最終的に手作業が多いと思いませんか?あれだけテクノロジーが詰まった乗り物なのに、アームを器用に遠隔操作して…とか言ってますよね。結局、どの分野も最後はアナログな人間の力、しかも器用な人間の力が必要なんだなぁ。さっき、店のドアに思いっきり指を(しかも2本も)挟んで、震えが治まらずにちょっと腫れてきた私のような不器用なおっちょこちょいでは、宇宙飛行士にはなれないんだろうなぁ(モチロン、その他にも、なれない理由が存在すると思いますが)。


柿ぴー

2008-03-15 11:29:33 | その他
私はおせんべいが大好きです。特に、柿の種(ときに、柿ぴー)。

昨今、米菓の売上が落ち込んでいるそうです。お菓子の選択枠が増え、昔に比べればどうしても減ってしまうのだろう、と想像に難くはありません。

そこで、米菓メーカーが取り組んでいるのは、ヘルシー・ジャパニーズ・フードに沸くアメリカでの販路拡大だそうです。特に、カリフォルニア地域では、アメリカの人達の好みに合わせ、柿ぴーのぴーを、アーモンドに替えて販売する計画も進んでいるとか。おぉ、それは魅力的。私はどうしても、ぴーが余ってしまって困るもので。

日本の食べ物を外国風にアレンジするのは、いまや珍しくないことでしょう。逆に日本にある外国料理レストランも私たちの知らない工夫(日本人の好みに合うように)がなされているようですし。

銀行時代に聞いたお話。ドイツに出張中、疲れて日本食が食べたいな、と思っていたら『Udon』の看板が。喜んだその方は、早速入ったのですが、なんとその丼の中に入っていたのは、パスタの麺!余計に疲れてしまったと話しておられました。やはり、その料理の最低限の心意気は残してアレンジをして頂きたいものですよね。

めちゃめちゃ面白い推理長編小説と、柿ぴー1袋。気付いたら、居眠りをしてしまっている……理想の休日ですね、はい。






絶叫先生!

2008-03-14 11:36:24 | その他
二代目の『絶叫マシン好き』は相当なものです。

夫婦揃って、週休二日生活を謳歌していた頃、彼は『絶叫先生』というファイルを作っていました。いうなれば、『絶叫マシンおたくサイト非公開版』という感じでしょうか。ジェットコースターの構造やしくみ、乗った感想を書き連ね、写真はもとより、その構造図面を(想像で)書き上げるという念の入れよう…(一体、いつこんなものを書いていたんだろう)。そして、特に誰にも見せないという、私には理解不能な彼の趣味でした。

彼曰く、絶叫マシンには、『美しいモノ』と『美しくないモノ』があり、彼が『絶叫先生』で格付けしていたAランク認定絶叫マシンは全て「美しい!」乗り物なわけです(そして、こんなハナシを大きな声で行列中に語るんですよ)。

そんな二代目ですから、『○○に新しいコースター誕生!』という知らせを聞きつけると、1時間でも2時間でも並んで乗っていました(私も大好きなので、当然お供する)。ですから、オープンして既に2年以上経っている富士急ハイランドの『ドドンパ』や『ええじゃないか』に乗っていないことは、あり得ない事態だったわけです。

帰宅後、久しぶりに取り出された『絶叫先生』。さて、Aランク獲得なるでしょうか!?

ちなみに、私はA子の「喉を壊すなよ」アドバイスむなしく、ハスキー・セクシーボイスとなり、「あぁ、昔はよくこんな声になった翌日にカラオケボックスへ行って、楽しんだものだ」と懐かしんだのでした(合唱団員の自覚をしっかり持った今は、そんな無茶はせず、翌日はおとなしくしておりました)。


思い出作り

2008-03-13 23:15:41 | その他
ホンダのSM-Xという車を持っています。私たちが結婚してすぐ購入した(ということは、もう10歳以上)青い車、名前を『ゴンタ』といいます。

東京に暮らしていた頃は、週末だー、GWだー、お盆だー、とあちこちに旅行をしていたので、本当にこの子とは色々な場所へ行きました。シートが全部倒れて、水平に(近く)なるので、そこに布団を敷いて、よく車中泊したものです。朝、ハブラシとタオルを持ってサービスエリアのトイレに行き、コーヒーとか買って朝食しちゃったりするのは、なかなか楽しいですよ。

この3月、車検を迎えるのですが、徹夜明けの二代目がコツンと電柱と挨拶してしまった古傷を直さなくては車検に通りません。遊びに行くことが殆どなくなった今、業務車両ばかりが大活躍。いつも、車庫の後ろの方でポツンと寂しそうにしていたゴンタを、遂にあきらめる決心をしました。

いつも行っているガソリンスタンドのおじさんに相談したら、私たちのゴンタへの愛情を理解してくれて2回も傷口を見に来てくれ、何とか救ってくれようとしましたが、結論は「俺だったら廃車にする」でした。

何日も悩んで二代目が決心したので、ゴンタと最後の思い出作りをすることになりました。

……そんな訳で、行ってきちゃった、富士急ハイランド!

サヨナラ予定の3月末までに、もう1回くらいドライブに行かれるかな?

音楽

2008-03-10 19:12:13 | その他
条件反射というのでしょうか。ある音楽を耳にすると、感情が自動的に動くことがあります。恋愛中に見ていた連ドラの主題歌を聴くと甘酸っぱい気持ちになったりするアレです。

例えば、卒業シーズンの今、最近定番の『旅立ちの日に』は、前奏が始まるだけでジワーっときます。撮影準備中に、ピアノ伴奏の生徒さんが練習してるだけで泣けてきてしまう。自分が卒業生のときにあんな曲を演奏したら、号泣しすぎて、呼吸困難に陥っちゃいそう。

「古っっ」と各方面から突込みがくるのを覚悟で言いますが、やっぱり『贈る言葉』(海援隊)とか『春なのに』(柏原芳江)とか『卒業』(菊池桃子や斉藤由貴)とかは、今でも泣けます。自分の幼い頃を思い出して……というよりは、音楽そのものにカラダが反応するだけ、という気がするのです。

また、先日、新たに私の感情を動かす曲ができました。それは、『慈しみ深き』という讃美歌。この曲は結婚式でよく歌われる定番中の定番なので、クリスチャンではない方もご存知の方が多いかと思います。先日、お葬式でもこの曲を歌う機会がありました。とても偉大な方だったので、その方をこの世から失った悲しみの深さは勿論だったのですが、この曲を歌ったとき、人間の中にある愛みたいなもの?を信じられるような思いが一瞬よぎったのでした。きっとこれから先、この曲を耳にしたり、口にしたりするたびに、私はその気持ちを思い出すことができるのでしょう。

音楽って、きっと人間が創りだしたものじゃなくて、人間と一緒に生れたものなんだろうな。

カメラマンの利点

2008-03-09 12:51:57 | その他
昔、二代目が勤めていたスタジオの師匠の部屋に、カメラマンの大御所、秋山庄太郎氏が首からカメラを提げたポスターが飾ってありました。そのコピーは
『カメラをとったら、ただのマン』
すっごい、かっこいいなーと思った記憶が。彼は、駆け出しカメラマンだった頃に「カメラマンは45歳が定年」と言い放って、批判の嵐に会い、結局ご自身はおじいさんになるまで、女性を美しく撮るカメラマンとして第一線で活躍された方です(表紙を担当した雑誌は5000冊以上というから、スゴイ)。

先日、二代目に聞いてみました。

「カメラマンのイイところって何?」

「感動して泣いているとき、カメラで泣いてるのを隠せるところ。」(⇒『号泣撮影術』

「へ?他は?」
「かっこいいとこ。」
「えー?それだけ?」
「(暫く考えて)うん、それだけ。」

アーティストの考えることは不可思議です(本人は、「アーティストじゃなくて、職人だよ」といつも言うけど、やっぱりアーティストだな、と私は思います)。