若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

卒業式

2008-03-07 22:48:02 | その他
今日は中学校の卒業式でした。

毎年、舞台ソデで撮影の補助員をしながら、一人一人呼ばれる名前を聞いて、「この子はマラソン大会で1位だった子だー」とか、「この子は卓球部で大活躍だった子だー」とか考えながら、ちょっと感動してしまいます。

自分の卒業式の思い出……残念ながら実はあまり覚えていないのですよねぇ。
泣いたかなぁ。ちゃんと担任の先生にお礼とか言ったかなぁ。

ところで、今の生徒さん達も、第2ボタンを貰う風習とかあるのでしょうか。私は、1年生の時、憧れの先輩の第2ボタンをゲットするために奔走した記憶があります(結果は玉砕)。でも、自分が主役だった3年生のときは、誰にもボタンを貰わなかった気がします。あぁ、そういえば部活の後輩に頼まれて、私のボタンをいくつかあげたなぁ(そして後日、中学校の制服で高校のオリエンテーションへ行くと知り、『ボタンがない』と慌てるハメに)。

中学の卒業式といえば、隣のクラスには二代目がいたんだよなぁ。将来結婚するって分かっていたらボタン貰ったのになぁ……え?ボタンは全て無くなったんですか?あーそうですか、そうですか(過去捏造疑惑)。

バッタリ

2008-03-06 14:56:20 | その他
狭い街なので、スーパーマーケットでよく知人に出会います。そんな時に限って、『ポテトチップスとカップラーメンとアイスクリーム』をこんもりとカゴに入れていたりして、恥ずかしくなってしまいます。『セロリとフランスパンとマスカルポーネチーズ』とか入れていれば、余裕でご挨拶できるのですけど。

銀行員時代、隣の隣の隣くらいのビルで、学生時代の先輩が働いているのを知っていました。が、1回も会うこともありませんでした。ところが、ニューヨークのメトロポリタンミュージアムのお土産売り場で、二代目が子供だましの(失礼!)『象形文字スタンプセット』を買うか買わないか必死で悩んでいた時に、「あれ、小倉(旧姓)だ」といきなりその先輩に声をかけられました。結局、職場近くでは、6年間で1度もバッタリ会うことはありませんでした。

昨日、店先に居たら、急に「尚美ちゃん?」と声をかけられました。すると、シンガポールに暮らしているはずの幼馴染が立っています。なんと、私がお嫁にきた写真館がココだとは知らず、隣の隣のホテルに偶然泊まっていたとのこと。「松本」という苗字と、『写真館』という情報を覚えていて、「もしや…」と覗いてみたら、私が偶然いたという訳でした。

しかも、帰国するに当たり、共通の友人から私の携帯番号をゲット。もう一人の幼馴染と二人で、かなり何回もかけてくれていたらしいのですが、私は着信記録を見ても「誰だかわからない番号にコールバックしちゃ、危険ですよ」と無視していたのでした。だから、「まさか会えると思わなかった~」と大喜びしてくれて、夜中までおしゃべりしてしまいました。

いやー、携帯に出なくて、その後叱られましたが、偶然バッタリ出会ったことで、より再会がドラマティックになったから良かったよね~(って、コレを読んだらまた叱られるな、きっと)。

夜なべ

2008-03-04 22:15:02 | その他
時々、徹夜仕事をすることがあります。眠くなってしまうので、ラジオをつけているのですが、23時位から、学生さん向けの、賑やかでハイテンションな番組が始まります。卒業アルバムを作っている時期などは、青春真っ只中!という写真を並べて作業しているので、まさにピッタリなのですが、この時期、数字と格闘しながら聞くにはあまり向いていません。

ところが、明け方になると急に番組の雰囲気が変わってきます。静かな語り口調の紹介で、クラシックやオールディーズがかかるようになります。事務仕事に集中するにはいいのですが、眠さが怒涛のようにやってくることにもなります。また、この位の時間から、ぐんと寒さが増して、カラダが縮こまり、「布団が私を呼んでいる~」とリタイヤするのが常です(昨夜もしかり)。

元来、徹夜仕事など出来る体質ではありません。一人暮らしの頃は、誰にも「早く寝なさい」と言われないのに、毎晩23時には布団に入っていました。ところが、夜中の1時に、「まだ寝たら勿体無い」と感じる人と結婚してから、生活が一変したのです。

写真館にお嫁に来た当初、先代女将が平然と完徹(完全徹夜)し、その翌日も普通に店番をしているのを見て、「ひえ~」と焦りましたが、最近では、「カラダの造りが何か違うのだろう」とあきらめ、そんなお姑さんに追いつけ追い越せと意気込むのを止めました(笑)。

でも、そろそろ徹夜なんか止めなくちゃ。お肌が悲鳴を上げている……

立ち喰いの魅力

2008-03-03 10:05:53 | その他
引き続き、麺類のお話。

時々、「あーー、食べたいなー」と切実に願うラーメンがあります。それは大阪の『金竜ラーメン』。関西の方はきっとご存知ですね。立ち喰いの、決して衛生的とはいえないお店ですが、その味は私たちにとって、伝説です。一時、関西方面に続けて行く機会があり、何回か通ってすっかりファンになりました。色々なラーメン屋さんが東京に進出してきますが、ココはないみたい。来て欲しいような、来て欲しくないような、複雑な気持ちがありますが。

東京で暮らしていた家の近所に『らーめん弁慶』という立ち喰いラーメン屋さんがありました。ドラム缶がテーブル代わりで、強風吹きすさぶ中ブルブル震えて食べていました(酔狂な)。いわゆるコッテコテの背油チャッチャ系。「あ・油少な目で~」とシャウトしないと、すっごい重いラーメンを食べるハメになります(しかもココはいつも夜中に行ったので、その後かなり苦しみます)。ところが、私たちが行っていたお店(浅草周辺に何軒かあるらしい)が、ある日キレイにリニューアル。エアコンの効いた座って食べられる方式に変わったのです。快適に、楽チンになったのに、何だか寂しいこの気持ち。なんだろう?

かつての上司が絶賛する『北千住駅の東武線のホームの駅蕎麦』。忙しい人で、よく駅蕎麦を利用していたらしいので、そんなにオススメならば!とわざわざ訪ねましたが……。うーん…。

おいしいラーメン

2008-03-01 17:23:03 | その他
外食、というとかなりの確率でラーメンです。
一番家庭で本格的な味を出すことが出来ない食べ物だと思っているので。

本当に今までたくさんのお店に行きました。テレビでタレントさんが絶賛しているのを見て、1時間も並んでやーっと食べた新宿のラーメンや、中野のラーメンは意外と記憶に残っていなかったりするものです。

我が家のナンバー1は、道楽というお店。どうやら、都内に数店あるらしいのですが、ウチは新宿のお店しか行ったことがありません。豚骨醤油味の細めんです。最近ハヤリのオシャレな外観ではなく、黄色がどどーんと目に飛び込んでくるような、超普通の店構え。愛想があるのか、ないのか分からないおじさん達が手際よく作ってくれます。今でも年に数回、通っているのです。あー、暫く行ってないなー。

そして、時々浮気するお店は、桂花ラーメン(ココは有名ですね)。最初、二代目に連れて行かれた時、あまりにも濃厚でクセのある味に、私は具合が悪くなったという思い出があります。が、店内にも書かれている通りに、『2、3回食べるとクセに』なります、確かに。

我が町足利でのオススメは、何と言ってもめん一!高校生の頃から、私の「ご褒美」はいつもココのラーメンです。今でも、グダグダに疲れた日や、ちょっとヘコんだ日には、よく二代目が「めん一、行く?」と囁きます(そして、それは私によく効きます)。また、めん一は、餃子が抜群。野菜が多くて、皮が薄くて。二代目いわく「日本一」。

番外編ですが、スキー場のゲレ食(ゲレンデ食堂の略)で食べるラーメンは、とっても美味しいですよね。多分、冷静にお店で食べたら美味しくない気がするけど。懐かしいな、あの味。