一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓖ‐33.庭の花は今ー   2023.4.8現在

2023-04-16 07:00:00 | ⒼGardening・庭造り

 4/11、松前町ではソメイヨシノが開花し、北海道にも桜前線が到達しました。昨年より10日、例年より16日早く、観測以来最も早い開花となりました。そして前線は北上し、昨日(4/15)は札幌市でも。札幌の平年の桜開花日は5/1で、今年は16日早く、去年より8日早い開花に。全国的に暖かく、桜の開花も早く開花宣言が更新されているようです。

 旭川も例年より暖かく、季節が1週間以上早く進んでいる感じです。庭のアチコチから新芽がふき出し、春の花がどんどん咲き始めました。今のところ、クロッカス、チヨノドクサ、クリスマスローズの花が満開となり、フクジュソウはさらに成長し続けています。今は、スイセン、プリムラが開花中です。旭川の桜の開花は、いつになるのでしょうか。


クロッカス




チヨノドクサ 




 クリスマスローズ 




フクジュソウ




 さて、サクラの開花は? 


 庭のサクラ~ツボミはまだ硬い (4/15の様子)


🌸旭川の開花予想は、4/23とのこと(日本気象協会)。開花日が当たるかどうかも関心事ですね。今年の場合、GWころは散りはじめているかも。

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Ⓘ-22.映画;「アバター」考(2/2)~感じたこと、考えたこと

2023-04-15 07:00:00 | Ⓘ-ものの見方・考え方
 私は、この映画を3つの視点で考えてみました。
❶古今東西トキの権力者が探し求めてきた「不老長寿」=永遠の命

❷強者が弱者を征服するといったの強者のエゴ、そして、
❸資源開発と環境破壊の問題についても考えさせられました。

(1)永遠の命 
 本映画は、近い将来永遠の命も手に入れることができるのでないかと予言しています。自分の肉体が機能不全になり、まだ意識=頭脳が正常の場合、それをロボットなど別なものに移し替えることができる時代を想像しました。まあ、これを”命”と定義することができるかどうかわかりませんが。
 この永遠の命の探求は、どこかで研究が進んでいるのだろう。もし、自分に永遠の命が与えられたら、当然ものの考え方や人生観、社会システムも変わるだろう、とかいろいろ考えたり、想像の翼をいっぱい広げさせてくれるような映画でした。まあ、今の自分には間に合わなく、いさぎよくあきらめていますがー。100年後に生まれた人は、乞うご期待!ですね。
    
 
(2)反戦映画
 時代設定が2154年=100年以上後の世界は、地球に資源が枯渇し、よその星に行って得なくてはならない状況は想像できます。しかし、そこに住んでいる人=生物がいるとしたら、武力に勝るものが力ずくで従えたり、抹殺しようとすることはあってはならないことです。このことは、帝国主義の植民地政策を思い出させる内容で、長い歴史の中で繰り返しやってきたことです。この映画は、現在も継続しているロシア軍によるウクライナ侵攻と重なります。また、直近の日本では、日本人が北海道のアイヌ民族を征服したこととも類似しています。世界の中で、常に少数民族、特定な宗派、隣国の小国などが大なり小なりこのような運命にあることも現実です。これは、人類の永遠の課題であることを示唆していると思います。私は、この映画は、反戦映画でもあると強く感じました。


(3)資源開発と環境破壊
 現在地球では、地球温暖化 · 海洋汚染 · 水質汚染 · 大気汚染 · 森林破壊などが問題化しています。科学が進展し、暮らしが便利で豊かになることは肯定しますが、ここに資源開発による環境破壊の問題がつきまといます。

事例】金属の原石の鉱石は、土砂や岩石に局所的にしか存在しなく、ある鉱脈が見つかれば、そのエリアは、強制的に排除して大規模な鉱山開発が行われることが多くあります。その結果、貴重な生態系が被害を受けたり、先住民や居住者が土地を奪われたりします。採掘開始後は、露天掘りなどで大面積の掘削を行い、大量の廃棄物を出します。例えば、1tの土砂から取れる金は1gほどで、その殆どは廃棄物として捨てられます。また、エネルギーや水の使用量が膨大で地域に対する影響が大きく、かつ、鉱山廃棄物によって河川や土壌の汚染を引き起こし、住民が病気になることもあります。

 本映画は、これからの地球は、環境破壊にとどまらず資源獲得をめぐって国同士の熾烈な争奪戦が益々深刻化することも示唆しています。しかし、私たちは、今の生活を後戻りさせれないし、今後も加速度的に資源開発していかなければならないジレンマにあります。この地球存続の課題としての資源開発と環境破壊は、解決すべき課題として提示されています。
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Ⓘ-21.映画;「アバター」考(1/2)~あらすじ

2023-04-14 07:00:00 | Ⓘ-ものの見方・考え方

本映画を視聴した人は大勢いることと思います。
皆さんの感想は如何に⁉ 学んだものは何ですか?


アバター

アバターとは、「化身、具現、権化などの意味を持つ英単語。ITの世界では、利用者のシステム内での分身として画面上に登場するキャラクターなどのことを指す」と。【IT用語辞典】



 🎬 映画でのアバターは、私なりの平易な言葉で説明すると、
人為的に作られた物体に、何らかの装置を使い
人間の意識を移し替え、
操作できるようにした物体
=「自分の身代わり・分身」
~といったところかな? 微妙に違うかもしれませんがー。

~あらすじ~

   設定;2154年。場所;地球から遥か離れた惑星;パンドラ

 希少鉱物を求め、ある資源開発会社が採掘チームを派遣し、採掘を開始している。採掘を拡大するためにはそこに住む原住民と交渉するため、彼らの外見に似せて作ったアバターを使用することになった。そのアバターに、人間の意識=頭脳を丸ごとコンピューターを媒介として注入し、それを動かす”操作員=パイロットになったのが主人公;ジェイクである。
 
 彼は、戦争によって下半身麻痺で全く歩けない状態だが、惑星パンドラに来たのは死んだ双子の兄(科学者)に代わりアバターを操ること。遺伝子が同じである彼にしか出来ない任務で、この仕事の報酬で、地球に戻って下半身麻痺の治療をする予定である。

 アバターに化した彼は、族長の娘;ネイティリと出会い、親交をもち、原住民と交流し、信頼を得ていく。しかし採掘チームは一向に進展しない交渉に業を煮やし、遂に原住民への軍事的制圧に乗り出すことに。ジェイクは、惑星;パンドラの平和のために、原住民側に立つ。

 採掘チームの軍隊は、大規模な軍事作戦で原住民のせん滅を図ろうとしたが、ジェイクの活躍もあり、結果的には原住民に負ける。クライマックスは、ジェイクの本体が眠るカプセルには軍隊の指揮官;大佐が迫っていた。カプセルが破壊され、瀕死の状態だったジェイクを救ったのはネイティリ。軍隊を失った採掘チームは、地球に撤退。そして、ジェイクは、神木エイワの妖精の力を借り、心も体も現状民となり、パンドラでの生活を決断することにー。


 「アバター」が公開された何日か後、アバターを見た人から、「イイ映画」、「スゴイ映画」、「考えさせられる映画」などとススメられ、行ってみることに。私も、久しぶりにイイ映画、考えさせられる映画に出合ったな、と満足感いっぱいの気持ちになりました

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🅿-52.下絵付スペイン皿型大皿  3点

2023-04-13 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 ゴスで絵付けしたスペイン皿型大皿です。石膏型からとった素地にゴスでデザインしたものです。釉薬は、3号透明釉を浸し掛けしました。粘土は白信楽粘土、焼成は酸化焼成(1250℃/19h30’)です。




 ① 下絵付スペイン皿型大皿    高3、径25




 ② 下絵付スペイン皿型大皿         高3、径25




 ③ ゴ下絵付スペイン皿型大皿     高2、径25

②のバラとバラの間のダミは、ダミ筆で丁寧に塗ったつもりですがムラがでました。広い部分をダミる場合、このような結果になるのでいつも難しさを感じています。留意点は、①ゴスを均一によく攪拌すること、②ひと筆に塗る範囲を決めて塗ること、③図案に融通性があるときは、ひと筆分とつなぎを狭くしておくことなどです。

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🅿‐51.鉄絵下絵付八寸長角皿 6点

2023-04-12 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

基本的には前述したデザインですが 、更に1枚1枚少しずつ工夫して描いてみました。八寸長角皿は石膏型から起こしたもので、粘土は上信楽、タタラ機の厚さは5㎜です。焼成は、透明釉を丸掛けし1250℃で酸化焼成です。


 ① 鉄絵下絵付八寸長角皿   高1.8、25×16


 ② 鉄絵下絵付八寸長角皿   高1.8、25×16


 ③ 鉄絵下絵付八寸長角皿    高1.8、25×16  


 ④ 鉄絵下絵付八寸長角皿    高1.8、25×16
 
 ⑤ 鉄絵下絵付八寸長角皿    高1.8、25×16   


 ⑥ 鉄絵下絵付八寸長角皿        高1.8、25×16

加飾の手順
①トレッシングペーパーに描いた基本デザインをカーボン紙で素地に写す。
②織部釉を柄杓で上部を山の形、下部を丘の感じが出るように流し掛けする。
③裏面も同じように掛け、中央の横一文字を織部釉で筆塗りする。裏面も。
④鉄絵で表面を描く。特に丘の感じが表現できるように工夫する。
⑤花にカナリア黄色、雲に紺青を塗った後、織部釉をスポイトでさす。

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🅿-50.鉄絵下絵付葉皿  6点

2023-04-11 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 葉皿の石膏型で型取りし、鉄絵で文様を描いた器たちを紹介します。粘土は白信楽粘土、焼成は酸化焼成(1250℃、19時間30分)です。

 ① 織部釉を2箇所に掛け、鉄絵でデザインを描いた葉皿。


 ② 透明釉を丸掛けした葉皿。本焼きにまわします。 



👇

 ➀ 焼成した鉄絵下絵付葉皿   高1.6、17×10.5


② 焼成した鉄絵下絵付葉皿     高1.6、17×10.5


 ③ 焼成した鉄絵下絵付葉皿     高1.6、17×10.5


④ 焼成した鉄絵下絵付葉皿     高1.6、17×10.5


⑤ 焼成した鉄絵下絵付葉皿     高1.6、17×10.5


⑥ 焼成した鉄絵下絵付葉皿     高1.6、17×10.5

鉄絵の色は、鉄絵が薄ければ茶色になり、濃い鉄絵を塗れば黒くなります。また、調合の仕方によっても違いがでます。鉄絵は、弁柄と鬼板を4:1に混ぜたものを基本にやや濃い目に塗っています。なお、ツバキの黄色は、練り込み用の「カナリア黄」の下絵です。

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🅿‐49.転写技法による葉皿作り 

2023-04-10 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 これは、転写紙を素地に貼り、テッシュペーパーを水を付け軽く押し付け絵柄を転写し、透明釉を掛けて焼成する方法です。転写の仕方と釉薬の掛け方を紹介します。


①手持ちのいろいろな転写紙です。


②転写紙をハサミで切り取ります。


③転写紙を絵付けしたいところに置きます。


④テッシュペーパーに水を付け、ずれないように押します。


⑤押し終わったらピンセットで静かにはがします。


⑥器に変化をつけるために織部釉を裏を先に掛けます。 


⑦山の形になるように織部釉を表にも掛けます

  ⑧乾いたら透明釉を丸掛けします。  


⑨反対の方から出すと均一に掛ります。


⑩滴をしっかりとります。




 ⑪酸化焼成で焼き上がった葉皿です。  

転写紙は、陶芸材料店にいろいろな種類を買うことができます。

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Ⓖ-32.観葉植物にも春が!  2023.4.15現在

2023-04-09 07:00:00 | ⒼGardening・庭造り

 アデニウム(砂漠の薔薇)やランが満開になったり、パキラに次々と新しい葉ができたり、室内で育てている観葉植物にも春がやってきた!といった感じです。現在室内にある花を記録しておくことにしました。











過日、室内で大型でおしゃれな観葉植物をたくさん育てている家のユーチューブを視聴しました。「これって、いいナ!」と心が少し動きました。その家の居間は、広くて天井も高く、家づくりの段階からどんな観葉植物を配置するか考えていたとのことです。レベルが違うか!と、夢はすぐ断念!

 まあ、我が家の場合は、お金かけず、手間かけず!といったことで、この程度で満足することにしました。今あるものは、ほとんどは親戚や友人からもらったものですが、枯らさず大切に育てています。今年は、アデニウム(砂漠の薔薇)の剪定と植え替えに挑戦してみようと思っています。さてー。

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Ⓕ‐20.庭の花で生け花~バレリーナを市販の盛花用花器に 2022.10.21

2023-04-08 07:00:00 | Ⓕ身近な素材de生花

 10月になり庭の花も少なくなり、花を生ける機会が少なくなりました。
 まだ霜が降りていないのでいつもの年より庭が色付いているといった感じです。
四季咲きのバラが次々咲き、特に、ピンクのバレリーナはいい花材になりそうです。花材が少ないので、大きな花器を使わないで小さめに生けることにしました。


~花材~ 


 バレリーナ バラ科バラ属


高山ナナカマド バラ科ナナカマド属


ラベンダー シソ科ラベンダー属


カシワバアジサイ アジサイ科アジサイ属


マリーゴールド キク科マリーゴールド属


👇

こんな感じに生けました(^^♪= 


正面から


左斜めから


右斜めから


正面やや斜め上から

 ラベンダーの茎が細いこともあり、オアシスで花を固定することにしました。カシワバアジサイの葉、ナカマドの実・葉は紅葉しているので秋の雰囲気を十分出してくれますが、あまり強調しないことにしました。
 まず、ラベンダーを右半分に右斜め上昇線になるように生けました。メインであるピンクのイーバンフェンは、手前から左斜め上に生け。その後ろをカシワバアジサイの葉で壁をつくり、後ろにナナカマドの葉を右斜めにカーブするように生けました。最後は、線の動きとバランスをとりながらマリーゴールドを配置しました。さてー。


~花器~

 
 市販の盛花用花器     H13.5、11.0×12.0

 今回で、2022年の主に夏期間に生けた
「身近な素材で生花」のカテゴリーを終えます。

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Ⓕ-19.庭の花で生け花~ラベンダーを織部釉三角花器に 2022.9.14

2023-04-07 07:00:00 | Ⓕ身近な素材de生花

 8月に枯れたラベンダーの先端をカットしたところ、9月に入りドンドン花が咲いてきました。このラベンダーがたくさん咲いたころを見計らい花を生けようと考えていましたが、9/15午前中来客予定となりWELCOME FLOWERとして前日に生けることにしました。
 ラベンダーと組み合わせる花は何か?。今時季の花としては、まずホトトギスがあります
。また、アルストロメリアも咲き続けています。それに、黄色いマリーゴールド、チョコレート色のチョコレートコスモスも使いたかった花です。どんな感じに生けたらと、構想しばし。


~花材~ 


ラベンダー シソ科ラヴァンドラ属


ホトトギス ユリ科ホトトギス属


マリーゴールド キク科マリーゴールド属




アルストロメリア ユリズイセン科アリストロメリア属


チョコレートコスモス キク科コスモス属


👇

こんな感じに生けました(^^♪= 


正面から


左斜め上から


右斜め上から


正面やや斜め上から

 自作の織部釉三角花器に、オアシスを使うことにしました。まず、左側半分にラベンダー、右半分にホトトギスを配置しました。特に、ラベンダーの一本一本が細いのでオアシスはしっかりとめることができ効率的です。次に、茎の長いマリーゴールドで線の動きを出した後、2色のアリストロメリアを生けました。最後に、全体が黄色が強くなっているので、アクセントを付けるためにチョコレートコスモスを散らばすことにしました。さてー。


~花器~


  織部文様絵付花器        高9、底辺16×3

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