アバターとは、「化身、具現、権化などの意味を持つ英単語。ITの世界では、利用者のシステム内での分身として画面上に登場するキャラクターなどのことを指す」と。【IT用語辞典】



 🎬 映画でのアバターは、私なりの平易な言葉で説明すると、
人為的に作られた物体に、何らかの装置を使い
人間の意識を移し替え、
操作できるようにした物体
=「自分の身代わり・分身」
~といったところかな? 微妙に違うかもしれませんがー。

~あらすじ~

   設定;2154年。場所;地球から遥か離れた惑星;パンドラ

 希少鉱物を求め、ある資源開発会社が採掘チームを派遣し、採掘を開始している。採掘を拡大するためにはそこに住む原住民と交渉するため、彼らの外見に似せて作ったアバターを使用することになった。そのアバターに、人間の意識=頭脳を丸ごとコンピューターを媒介として注入し、それを動かす”操作員=パイロットになったのが主人公;ジェイクである。
 
 彼は、戦争によって下半身麻痺で全く歩けない状態だが、惑星パンドラに来たのは死んだ双子の兄(科学者)に代わりアバターを操ること。遺伝子が同じである彼にしか出来ない任務で、この仕事の報酬で、地球に戻って下半身麻痺の治療をする予定である。

 アバターに化した彼は、族長の娘;ネイティリと出会い、親交をもち、原住民と交流し、信頼を得ていく。しかし採掘チームは一向に進展しない交渉に業を煮やし、遂に原住民への軍事的制圧に乗り出すことに。ジェイクは、惑星;パンドラの平和のために、原住民側に立つ。

 採掘チームの軍隊は、大規模な軍事作戦で原住民のせん滅を図ろうとしたが、ジェイクの活躍もあり、結果的には原住民に負ける。クライマックスは、ジェイクの本体が眠るカプセルには軍隊の指揮官;大佐が迫っていた。カプセルが破壊され、瀕死の状態だったジェイクを救ったのはネイティリ。軍隊を失った採掘チームは、地球に撤退。そして、ジェイクは、神木エイワの妖精の力を借り、心も体も現状民となり、パンドラでの生活を決断することにー。


 「アバター」が公開された何日か後、アバターを見た人から、「イイ映画」、「スゴイ映画」、「考えさせられる映画」などとススメられ、行ってみることに。私も、久しぶりにイイ映画、考えさせられる映画に出合ったな、と満足感いっぱいの気持ちになりました