シャープが川内でメガソーラー着工 来年10月から運転 福島民報
シャープ(本社・大阪市)は8日、川内村で出力2・6メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設工事を始めたと発表した。来年10月に運転を始め、発電した電力は全て東北電力に売る。
東北電は1日から、メガソーラーなど再生可能エネルギー事業者から電力を買い取る契約手続きを中断しているが、シャープは既に契約を交わしており、予定通り売電が可能としている。
国の補助事業で、売電益の一部を村に還元し、村は基金をつくって復興関連事業に充てる。
村が採草地として使っていた12ヘクタールを借りて建設する。年間の発電量は285万キロワット時を見込み、一般家庭約663世帯に相当するという。
シャープと芙蓉総合リースが共同で設立した「クリスタル・クリア・ソーラー」(東京)が建設、運営する。
シャープが県内でメガソーラー事業に着手するのは川内村が初めて。他に相馬市、富岡町でも計画している。
工事の安全祈願祭が同日、同村平伏森(へぶすもり)の現地で行われ、関係者が工事の安全を祈願した。シャープのエネルギーシステムソリューション事業本部の横田雅浩副本部長がすき入れした。遠藤雄幸村長は「エネルギーの自給自足を目指しており、また一歩踏み出せた。今後も国は支援を続けてほしい」と語った。村内では別に、郡山市の企業が出力2・5メガワットのメガソーラーにより来年12月までに発電を始める予定で、計2カ所となる。
( 2014/10/09 09:23 カテゴリー:主要 )
シャープ(本社・大阪市)は8日、川内村で出力2・6メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設工事を始めたと発表した。来年10月に運転を始め、発電した電力は全て東北電力に売る。
東北電は1日から、メガソーラーなど再生可能エネルギー事業者から電力を買い取る契約手続きを中断しているが、シャープは既に契約を交わしており、予定通り売電が可能としている。
国の補助事業で、売電益の一部を村に還元し、村は基金をつくって復興関連事業に充てる。
村が採草地として使っていた12ヘクタールを借りて建設する。年間の発電量は285万キロワット時を見込み、一般家庭約663世帯に相当するという。
シャープと芙蓉総合リースが共同で設立した「クリスタル・クリア・ソーラー」(東京)が建設、運営する。
シャープが県内でメガソーラー事業に着手するのは川内村が初めて。他に相馬市、富岡町でも計画している。
工事の安全祈願祭が同日、同村平伏森(へぶすもり)の現地で行われ、関係者が工事の安全を祈願した。シャープのエネルギーシステムソリューション事業本部の横田雅浩副本部長がすき入れした。遠藤雄幸村長は「エネルギーの自給自足を目指しており、また一歩踏み出せた。今後も国は支援を続けてほしい」と語った。村内では別に、郡山市の企業が出力2・5メガワットのメガソーラーにより来年12月までに発電を始める予定で、計2カ所となる。
( 2014/10/09 09:23 カテゴリー:主要 )